TITLE:Home Decorationという考え方(その1)

 LDK空間にキッチンや家具を配置しても、それだけではインテリアとして何か欠けていますね。インテリアとしてより心地よくする為にはHome Decoration(ホーム・デコレーション)を考える必要があると思います。
 ホーム・デコレーションとは何か?
 床のデザイン、床に置くラグ、壁の装飾、絵画、グリーン、お花、、そういった要素を加えることで、より快適で豊かなインテリアが完成するのだと思います。
 今回の大阪ショールームのオープンを期に、このホーム・デコレーションについての取り組みを本格的に始めたいと思っています。
 まずそれぞれのステージの床にガラス・モザイクやタイルを貼りました。
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 日本の住宅の床といえば木質系のフローリングが一般的ですが、素材感がチープなものが多く、これが日本の住宅のインテリアを粗悪なものにしている一因の一つだと思っています。こういったガラス・モザイクを貼ることでインテリアの質感が上がり、より豊かなものになっていくのではないかと思っています。
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 こんなカラフルなガラス.モザイクもあります。
 これがインテリアの中でしっくり溶け込んでいる様を新しい大阪ショールームでお確かめ下さい。
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 こんなクラシックな文様を取り入れると、クラシック・テーストが出ていい感じです。
 もう一つのHome Decorationがラグです。
 上の写真にも敷いてありますが、ラグを置くことでインテリアのイメージが随分と変わります。
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 そのセットを俯瞰した写真です。
  ラグの部分を手で覆ってイメージの違いを実感して下さい。
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 HomeDecoration の最後が壁です。
 この部屋には壁にウォール・オブジェクト「クレイン」が飾られています。
 キッチンというと、一昔前は壁から壁へとぎっしり収納スペースで詰められていましたが、アイランド・キッチンの時代になるとlDK空間が収納で占められるのではなく、空いた壁の空間を飾る人が多くなってきています。TOYO KITCHEN STYLEでは随分と前からこの空間を装飾鏡で飾る事を提案してきました。これからは鏡だけではなく、こういったウォール・オプジェクトとか、装飾的な家具とか、絵画等で飾るという提案をすすめていくつもりです。ご存知かとは思いますが、東京、名古屋、大阪、福岡のショールームにはヨーロッパのアンテイーク絵画が飾られていて、これは全て販売出来ます。
 白い壁と、木質系のフローリングと、お約束のような北欧の名作家具の時代ではなく、もっと複雑で、個性的なインテリアを日本人も楽しむ時代になってきたような気がします。
-続く-

投稿者 nabe : 2014年04月24日 12:00