TITLE:新年の慌ただしさも一段落して  その3

 映画の話はここまでにして、食べ物の話です。
 以前に書いた京都「ほし山」のキムチですが、取引先の社長さんやら、友人やら、nabe forumを愛読して貰っていて、個人的な接触のある方から「絶賛」のメールも戴いたのでちょっとホッとしてます。
 これで調子に乗った訳ではないのですが、今日はお菓子の話です。
 

 紹介するのは「ダックワーズ」というお菓子で、写真を見て戴くとお分かりのように、よくあるお菓子で、各地のいろいろなお菓子屋さんから発売されていますが、でもここの「ダックワーズ」は別物。
 福岡の「16区」という名前のお菓子屋さんで、ここは日本経済新聞に取り上げられたこともあり、全国的にもかなり知名度は高いお菓子屋さんです。もともとこの「ダックワーズ」は、この「16区」のオーナーシェフの三嶋隆夫さんがパリで修行時代に開発したものだというのは有名な話。

 店は福岡の中心から少し離れた浄水通りの近くにあるだけで支店はない。デパートにもイベントで出展することはあるそうだけど、基本的にはここに行かないと購入出来ないというゲット難易度が高いお菓子。でも、FAXでのお取り寄せはできそうです
 詳しくは → ここ

 余談ですが、最近携帯電話をi-Phoneにしました。内蔵のカメラもシャッターがタッチ・タイプなのでカメラブレがしにくいのと、なんか発色がいいような気がして愛用してます。最近撮影した写真で気に入っているのを紹介します。場所は伊勢湾岸道路から長島スパーランドを撮影したものです。時間は黄昏時の、ちょうど日が水平線から消え去った瞬間です。不思議な空の色が印象的でした。

TITLE:新年の慌ただしさも一段落して  その2

 続きです。
 2つ目の映画は「潜水服は蝶の夢を見る
 

 WOWWOWの番組表のタイトルだけ見て録画した作品。どこかで聞いた事があるような気がしたのと、なんかタイトルだけ見ると詩的な匂いがして録画しておいた。
 ある朝、妙に早く起きてしまって、特に何もする気もなかったので、映画でも見ようということになった。
 見始めて、あまりにも悲惨に主人公の話だったので、こんな朝から見る映画じゃないとちょっと後悔した。
 ストーリーは雑誌「ELLE」の編集長だった主人公が突然に脳梗塞で全身が不随になり、耳と、左目と、そして瞬きだけが出来るだけという悲惨な境遇にに追い込まれてしまい、人生に絶望するのだが、自分には「記憶」と「創造力」が自由に使えると思い直して本の執筆を始めるという話。当然口は聞けないのだから、記述は記録する女性がアルファベットを読み上げて、該当する文字が読み上げられた時に瞬きをするという、気の遠くなるような忍耐力のある作業を通して一冊の本を書き上げる。この本を書き上げる為に主人公が目を瞬きをした回数は20万回だという。(凄い)
 本を書き上げて10日後に主人公は亡くなってしまう。
 映画の中の主人公の蝶や花の幻想的なイメージと、こんな境遇に追い込まれても前向きに自分の人生を作り上げていく姿勢が見る者を感動に誘う。 見始めた時には悲惨な映画だと思ったけど、見終わると何故か主人公の生き方にとても爽やかなイメージを持ってしまった。
 驚いたのは、これが実話だということだった。
-続く-

TITLE:新年の慌ただしさも一段落して  その1

 新年は何かと慌ただしくてnabe forumの更新もサボリ気味だったので、定期的に読んで頂いている方にも忘れられそうで、申し訳ないと思ってます。
 今日は最近見た映画の話をしようと思います。
 映画を見るといっても、映画館で見るのではなく、(本当は映画館の大画面で見たいのですが)、、もっぱら自宅で、それもWOWOWで録画した映画を見ることが多い昨今です。

 最初の映画は「<a href="http://www.amazon.co.jp/プロヴァンスの贈りもの-DVD-リドリー・スコット/dp/B000WPEJ5K/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1232238084&sr=1-1″ target=”_blank”>プロバンスの贈り物」
 ロンドンの証券トレーダー(ラッセル・クロウ)が、幼い頃に過ごしたプロバンス。そこでワイナリーを経営する叔父が亡くなったことで、遺産相続の為に10年ぶりに訪れた。このプロバンスでの滞在で自分の今まで生き方に疑問を持ち、ロンドンを離れてプロバンスに永住する決意をするという、ライフスタイル系のラブロマンス。
 とても幸せな気分してくれると同時に、プロバンスに行ってみたいと思わせてしまう映画。緩やかな丘陵地に広がる葡萄畑、溢れる光と木漏れ日、そしてその中で暮らす人たちの心豊かな人生模様。
 個人的な話になるけど、私は悲しい映画で涙する事はあまりないのだけど、幸せな映画を見ると涙してしまう。この「プロバンスの贈り物」、飛行機の中で一度見たのだけど、その時も涙が出てしまった。そして、こんかい、、また「涙」してしまった。

 「ノッテング・ヒルの恋人」という映画があるが、これもとても幸せにしてくれる映画で大好きで何度も見ているのだけど、何度見ても涙が出てしまう。友人はこんな幸せな映画を見て涙するのは変だと言うけど、涙がでてしまうものは仕方がない。
 写真は映画のラストで妊娠したジュリア・ロバーツがヒューグランドに膝枕をして貰いながら公園で佇むシーン。このシーンになると何故か「涙」が出る。
 余談になるけど、この映画に出てくるヒューグランドが経営する本屋さんを見たくて、ロンドンに出張した折に空いた時間を見つけてノッティングヒルにまで足を延ばして探したけど見つけられなかった(涙)
 - 続く-