今日からロンドン日記始めます。
今回ロンドンに行った目的の一つに「100%デザイン」の視察があります。
まず、その話しから・・・
「100%デザイン」はアールズ・コートにあるメイン会場を中心として、市内のサテライト会場「TENT」、ロンドン市内のインテリア・ショップが同時にイベントを行うものです。
以前から一度は行ってみたいと思ってたのですが、なかなか機会が無く、今回初めての視察ということになります。
まず、アールズ・コートのメイン会場から
メイン会場の規模はサローネやメゾン・ド・オブジェと比較すると遥かに小さい規模で、会場をゆっくり見て回っても、半日もあれば見終わってしまう程度だったのには少し期待はずれの感がありました。
展示ブースの内容にしても、70%程度が建材が占めてて、「これじゃ100%デザインじゃなくて、30%デザインだな」とか思ってしまいました。
日本で報道されているイメージとは随分とかけ離れていました。
それでも、中にはイギリス的なエスプリが効いた面白い家具やらがあったので、少し紹介します。
一見、何でも無いアンティーク調のソファーに見えますが、なんとこれがコンクリート製なのです。
近くで見てもとてもコンクリートには見えません。
でも、座ると固いコンクリートそのもので、その意外性が面白い。
円形のピンポン台。
3人同時にピンポン出来ますって、、殆ど意味が無いけど、、ピンクの脚とあいまって、なんか可愛い。
古いラグ、もしくはエイジング加工をしたラグを縫い合わせて一つのラグにしたもの。
この流れのラグは今年のサローネでもあちこちで見たので、ラグの一つのトレンドになっていると思う。
日本のインテリア・シーンに登場するのは、当分はちょっと難しいだろうなと思いました。
カラフルなグラフィック処理が施されたテーブル。
仕上げはかなり奇麗でした。
メイン会場については特に注目出来るものはなかったので、早々に切り上げて次の「TENT」の会場に向かいました。
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