TITLE:静岡のお客様のショールームを訪問しました。

 一昨日、静岡の「Float dyed coalo」というお店を訪問して来ました。
 名前の通り、お風呂とキッチンの販売店です。
 このお店はキッチンとお風呂とインテリアを同時に提案していくというお店で、まさにトーヨーキッチンの「キッチンに住む」を実践して頂いているお店です。
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 社長の望月君と店の前で記念写真を一枚。
 店舗は古い自動車修理工場の前にコンテナをつなぎ、全体を黒で仕上げてあり、なかなか印象的な建物でした。
 設計・施工は望月君の友人のナカノ工房一級建築士事務所がてがけたということで、当日ここの社長の近藤君にもお会いしました。
 住宅着工数が低迷する中で、キッチンと一緒にインテリアも提案していくという方向性を実践してきた私としては、こういったお店が誕生してきたのは嬉しい限りです。
 最近では量産メーカーもショールームではキッチン単体の展示ではなく、空間全体を提案するという方向を模索しているようなので、今後こういった形のお店が全国でも増えてくるのではないかと思いました。
 さて、今日で私も仕事納めです。
 来年は仕事に関しては色々考える事があります。特に、従来主張してきたキッチンととインテリアを同時に提案し、キッチン単体ではなく、キッチンを含むインテリア全体を提案していくという方向性がここに来て一つのトレンドになりつつあります。それはそれで嬉しいのですが、量産メーカーがこの流れに入ってくる事によってトーヨーキッチンの独自性が失われる事にもなります。
 トーヨーキッチンとしては新たなスタイルを模索する時期に来ていると思っています。今年はサニタリーに本格的に参入をしたように、住宅全体をインテリアとライフスタイルというキーワードで量産メーカーが気が付かない視点での新しい試みを本格的に始動したいと思っています。
 来年もTOYO KITCHEN STYLE に応援を宜しく御願いします。

投稿者 nabe : 2012年12月29日 12:00