TITLE:新しいバス・サニタリーのBAGNOの発売がもうすぐです

 TOYO KITCHEN STYLE BAGNOの発売があと1ヶ月に迫りました。
 従来はイタリアのBAGNOのトップ・ブランド AGAPE(アガペ)を中心とした展開をしていましたが、この2年間のバス・サニタリーの経験を生かして、いよいよ満を持しての TOYO KITCHEN STYLE BAGNO の発売です。
 従来のAGAPE は継続して販売を続ける事は言う迄もありませんが、よりTOYO KITCHEN STYLEらしいバス・サニタリーの製品を新たに加える事で一段と製品をより魅力的にしていきます。
 発売前ではありますが、その製品の一部を少しお見せしたいと思います。
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 オールステンレスのバスです。
 ステンレスは熱伝導率が低く、保温性に優れていて、また掃除がし易く、バスに使う素材としては最も優れた素材ではありますが、今迄はどうしてもデザイン的にFRPやホーローの形状を真似をしたようなものが多く、ステンレスとしての特性を表現出来ているステンレス・バスは皆無でしたが、今回このようにステンレスとしての素材を美しく表現出来るデザインで発売します。
 発売は7月12日の予定をしています。
 ご期待下さい。

TITLE:HERMES NYのフレデリック・モレル

 前回エルメス・ニューヨークのショーウインドウのディスプレーをフレデリック・モレルが手がけたという話をして、その写真を掲載しました。
 今回、そのウィンドウ・ディスプレーの正式な写真が送られてきたので再度掲載します。
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 素晴らしいです。
 好評だったので、次回はデザイン・マイアミ開催中のHerme Miami店でのウインドウ・ディスプレーです。
 デザイン・マイアミとシンクロという企画が面白そうです。
 

TITLE:「石垣の塩」お薦めです

 最近スーパーに行くと、世界中から、日本中から集められた多種多様な塩が並んでいる事が多いので、人一倍好奇心の強い私としてはついつい手を伸ばして色んな塩を試す事が多くなりました。
 その中でも、個人的にやはり一番の押しはこの塩です。
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 100%海水から作られているそうで、ミネラル分が多いらいか、少し甘くも感じられる美味しいお塩です。

TITLE:「質感」とは、、

 製品のデザインを考えるとき、その製品の持つ質感をどう表現するのかというのが、TOYO KITCHEN STYLE の製品造りのテーマの一つです。
 手前味噌の話ですが、他のキッチン・メーカーの製品とうちの製品の一番大きな差は、この「質感」だと思っています。
 写真で撮るとその質感を表現する事が非常に難しいので、カタログ上ではその差がよく理解出来ない事が多いのですが、実際の製品を見た方はその質感の違いに驚かれる事が多いと思います。特に、色んなメーカーの製品が一堂に並ぶ商社や特約店での展示会だと、直接の「質感」の差を較べる事が出来るのでぜひその視点で製品を見て戴きたいと思います。
 例えば、ステンレスのキッチントップですが、理屈から言うと板厚は外見からは判断出来ない筈ですなのですが、実際の製品を見ると外観からステンレスの板厚ははっきり分かる事が多いのです。
 日本の製品の多くが、欧米の製品に較べて「質感」が貧弱に見える理由ですが、製品企画の段階で必ず通るのが「VA」という手法で、日本語で言うと「価値分析」というのですが、その製品に要求される機能や耐久性を数値化して、製品を構成するパーツの一つ一つに対してオーバースペックではないかと検討をしてコストダウンに繋げるという手法です。
 この「VA」の要素の一つに「質感」という概念が欠如している場合が多いのです。これは「質感」というものが数値化出来ないという問題もあるのですが、往々にしてこの「質感」というのを製品作りの過程で軽視する傾向が日本企業に多くあるような気がします。
 余談ですが、聞きかじりの話なので本当の話かどうかは分かりませんが、トヨタがレクサスを開発する過程の中て高級感というのは車の中でどう表現されるべきかという議論があったそうです。その時に最初に取りかかったのが外装の塗装だそうで、欧米の高級車並の質感を外装の塗装でどうやって表現をするのかという事が大きなテーマだったそうです。
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 その話を聞いた後に街を走っているレクサスとベンツを比較すると、なるほど思いました。
 
 同じような話で日産がGTRを開発する時にエンジンや足回りのような機能的な部分だけのような気がしますが、実は外観の塗装にかなり力を注いだという話も聞きました。
 日本の企業も汎用品だけで世界を圧倒出来る時代は終わった今、趣向品のマーケットでの存在感を高めていくには、この「質感」というものを製品の中でどう表現をしていくかというのが大きな課題になってくるような気がします。
 

TITLE:最近の日本酒は凄いと思った

 ワインを飲む事が多い私ですが、最近日本酒が美味しいと思う事が多くなりました。
 一時の地酒ブームが一巡して、いま第2の地酒ブームなのではないかと勝手に思っています。
 単に「端麗辛口」というだけでなく、最近美味しいと思うお酒は「うまくち」というか、単純に辛いだけでなく、それぞれの個性を表に出した酒が多くなってきたような気がします。
 先日飲んだ酒です
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 銘酒「久保田」で有名な新潟の朝日酒造が作っているお酒で、「越州」シリーズの最高峰「禄乃越州」です。
 
「口の中で様々な表情を見せます。そしてのど越しは爽やかに」、、メーカーのうたい文句ですが、まさにその通りで楽しませて頂きました。
 こんなお酒に出会うと、これからは益々日本酒を飲む機会が増えそうです。

TITLE:旧小笠原伯爵邸での「大人のバーベキュー」

 先日新宿にある旧小笠原伯爵邸で「大人のバーベキュー」というテーマでパーティーがありました。
 これは私もメンバーのフランス発祥の料理家とグルメの会が主催したものす。
 
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 パーティーは小河原伯爵邸の中庭にテントと椅子をセットしてのパーティー会場です。
 何か、日本じゃないみたいですね。
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 パーティーが始まる前のアペリティフを楽しんでいる参加者の面々です。
 内装も素晴らしい。
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 パーティーの始まる前に服部栄養専門学校の服部先生が主催者を代表して挨拶をされました。
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 パーティーが始まりました。
 中庭はとてもいい感じです。
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大人のバーベキューという事で、中庭にグリルを持ち込んで調理人が本格的にお肉を焼いてくれます。
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 屋上にもテントが貼られていました。
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 スモーキング・ルームの天井です。
 アールデコが素晴らしいです。
 ここでは以前「エクセレント・デザイン・カンパニー」という賞を戴いた時の表彰式で一度お邪魔した事がありますが、今回は中庭を使ったパーティーということで、また違った雰囲気を楽しませて貰いました。
 こういった建物が残っているというのは素晴らしい事だと思いました。

TITLE:モダン・リビングの電話取材を受けました

 「キッチン・メーカーから見た今年のユーロクッチーナ」的な主旨の記事が出るそうで、、モダンリビングの話ですが、その電話取材を受けました。

 で、、今年のユーロクッチーナで気になったキッチンを「チェザーストーン」を上げました。
 こんなキッチンです
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 どうして私が気になったかは来月発行の「モダンリビング」をご覧下さい

TITLE:似たような製品が溢れる日本

 日本で似たような製品が市場に溢れるのはどういう訳だろう?
 キッチンでも例外ではなく、量産メーカーの製品はどれも似通った製品になっています。
 この理由ですが、日本の企業はユーザーニーズを製品に反映させるという考え方が強過ぎて、マスマーケットのニーズだけを汲み取って製品作りをするからなのではないかと思っています。
 10人の内、7人が持ってるニーズだとしたら、残りの3人も同じニーズを持っているという前提での製品作りですね。
 でも、ニーズの多様化とか、ロングテール現象が論じられている成熟した日本のマーケットで、いつまでもマス・マーケットだけを追い求めていいのだけうかと常々思っています。
 TOYO KITCHEN STYLEはマスマーケットだけのニーズを反映させた製品ではなく、マスマーケットに溢れている製品では満足出来ないユーザーのニーズを製品に反映させた製品創りをしていきたいと考えています。
 関係ない写真ですが、ちょっとバンクなシャネルです。
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 ちょっと意表を突きますね!