TITLE:戒厳令下のジンギスカン

 サミットで戒厳令下の札幌に行ってきました。
 サミットに合わせた訳ではないのですが、たまたま予定が重なってしまったので、行く前は少し憂鬱でした。案の定,中部国産空港では札幌行きの乗客だけは別の入り口で、ゲートを通る時は殆ど身ぐるみ剥がされる勢いでの検問でした。

 札幌市内は街中警官だらけで、、路もそこら中が検問状態で、長い渋滞で街中がほぼ麻痺状態なのでした。札幌駅の日航ホテルに宿泊したのですが、夜にすすき野までタクシーで30分もかかってしまった。通常は5分もあれば行けるのですから,渋滞がどれだけ凄かったか想像して頂けると思います。

 警官ばかりでなく,白バイも集団で走り回り、、時々、箱乗りをした私服警官を乗せた黒いパトカーが凄いスピードで走り去るのも見て、ちょっとしたドラマのワンシーンを見てるような気にもさせてくれました。

 その戒厳令下の札幌で、警官をかき分けながら,お目当てのすすき野のジンギスカンの店「サッポロ・ジンギスカン」に出かけたのです。札幌では海鮮料理や鮨を食べる観光客が多いと思いますが,私の場合は鮨よりも、ウニよりもジンギスカンというほど、自他ともに許すジンギスカン好きです。その私が一番に好きなのがこの「サッポロ・ジンギスカン」です。
 場所は,狸小路から少し南に行ったところで、喧噪のすすき野の中でもこの辺りだけが妙に閑散としているという、ちょっと妙な場所です。バラック建ての釣り道具家さんの2階というのはちょっと笑える

 赤い暖簾をかき分けると鉄骨で作られた階段が出現する。その階段を上って左に曲がるとそこが店内。ジンギスカンの臭いが食欲をそそる。この日は待っている人の列は店内だけで終わってたので、15分も待つと席につけたが、混んでる時だとこの階段の下まで行列ができている事がある。空腹でのジンギスカンの臭いは殆ど拷問に近い、、と、、思う。

 ここサッポロジンギスカンで出すマトンは冷凍物でも,パーシャル物てもなく、生を使うという札幌でも珍しい店だ。ここのもう一つの特徴は、写真で写ってるように、生肉の塊を食べる直前に親父さんが捌いてくれて、それをすぐ食べさせてくれる。そのせいか、肉にもマトン特有の臭いは殆どない。タレもあまり味は濃くないので、いくらでも食べられそうだ。

 ジンギスカン鍋で焼かれるお肉、、この日はなんと三人前半も食べてしまった。せっかくWii Fitで減量してきたのに、きっとこれで元の木阿弥、、3週間は時計の針を戻さないといけないのだろうな、、、という、、反省もしたけど、、全ては食事が終わってからなので、、まさに「ダイエットは明日から」という事になる。
 また名古屋に帰ったらWii Fit を頑張るさ!!

 ネオンが眩しい札幌の街です
追伸
 新製品「Rock`n`Roll」の発売の準備は着々と進んでいます。
 前回に書いたように、製品のテーマは「キッチンに住む」
 「そこにいる事が楽しい空間」をキッチンを中心につくり、そこに家族が,友人が集い、暮らす。そんなキッチンをプロデュース出来ればと思っています。
 新しい照明器具、新しい水栓金具も同時に発表されます。
 ご期待下さい。

投稿者 nabe : 2008年07月11日 14:38