TITLE:2011年のサローネです  その12

 インゴ・マウラーです。
 場所は何時もの「クリッチィア・スタジオ」
 やはりLEDや有機ELを駆使して、従来の白熱灯やハロゲンでは出来ないデザインの照明を発表してました。

 天井から下がっている巨大な緑の塊
 トトロを思い出した。
 緑の塊の上には無数の蝶が飛び交い、緑の中に潜む穴にはLEDが仕掛けられて、妖しく光る。

 こんな感じ

 このイメージをディスク・ライトにスケール・ダウンした製品

 有機ELを使ったライト。
 この照明は2年前にも、昨年も展示があった。
 やっぱりこの分野はヨーロッパが日本より数年先を行ってる感じ

 この照明は今回初めて見た
 光るチューブを寄せ集めた照明
 これも有機ELの一種なのか?
 それとも、、全然別の発光システムなのだろうか?

 長い布にスリットを入れ、そこにLEDを仕込み、天井から吊るす。
 発熱しないLEDならではの照明デザイン。
 布の吊り方によって、形状が千差万別に変化する。
 日本のLEDはまだ現在の照明器具のデザインをそのままLEDに置き換えただけなのだが、欧米ではもうLEDで無ければ出来ない新しい照明デザインの試行がかなり始まっている。