TITLE:包丁を復刻します

 TOYO KITCHEN STYLEは創立当時は合名会社東洋食器製作所という社名で、社名の通り洋食器の製造から始まった会社です。
 
 私の父が2代目になるのてすが、技術者だった父は当時は珍しかったステンレスを溶接する技術に熟知していたようで、その技術、アルゴン溶接という技術を駆使して包丁の柄の部分が空洞になった軽量化して包丁を製作し、それがヒットした事で会社を大きくしたようです。
 その後、その包丁に使ったアルゴン溶接の技術を使ってステンレス流し台の製作に成功し、それが今のキッチンに繋がってくる訳なので、いわばTOYO KITCHEN STYLEの礎とも言える製品はその包丁という事が言えると思います。
 今回、創立80周年を期に、その包丁を復刻し、更に新しいステンレス技術を使って新しいデザインの包丁を発売する事にしました。
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 商品名は先代の名前「三郎」をとって、「SABURO」としました。
 写真の左が復刻版の包丁「SABURO origin」
 写真の右は新しいデザインと技術に新たに生み出した「SABURO element」
 12月13日に東京ショールームで発表する予定です。
 若き日本の伝統技術のプロデューサーー「丸若屋」の協力で生み出された包丁、今まで常識を越えたデザインと切れ味、ぜひ現物を手に取って戴きたいと思います。