ヨーロッパから帰って来たばかりなのに、またヨーロッパに行ってきました。

　ビジネスは時差ボケとの闘いです、、なんてね

　機中から見たアルプスです。

　万年雪のアルプスです。

　雪は無いけど、先ほどの山より更に険しい山が続いています。

　何処なんでしょうね？

　このアルプスを見てから日本の山を見ると何か優しいですね。

　最近は漫画の「岳」に嵌っていたりして、また山に登りたい気分になってきています。

　先日お知らせしたように現在東京都現代美術館で吉岡徳仁の個展「クリスタライズ」が開催されています。

　吉岡徳仁と言えば、先般大改装されたパリのオルセー美術館の印象派の間で採用されたの彼の「WHITE BLOCK」でした。

　光学用のクリスタルガラスを使った美しい椅子と、印象派の素晴らしい絵画とのマリアージュです。

　椅子だけを見てみました。

　美しい椅子です。

　レンズに使う光学ガラスの塊なので、透明感が半端じゃない。

　彼の代表作「虹の教会」です。

　私が日本で一番好きなデザイナーの一人です。

　プロダクトにアートの香りを漂わせる作品は溜息が出そうです。

　そんな個人的に好きだという事もあって、随分と前にキッチンのデザインをお願いしました。

　今回発表するのはまだまだプロトタイプの段階ですが、彼の提案するキッチンの新しい形、とても気に入っていますので、なんとか製品化に漕ぎ着けたいと思っています。

　吉岡徳仁の個展、ぜひご覧下さい。

　春夏に引き続いてイタリアンスーツの第一人者 岡本良夫氏を迎えて、メジャーメイドスーツのご試着・受注会を行います。

　吉岡徳仁が東京都現代美術館で「クリスタライズ」と銘打っての個展の開催が本日より始まります。

　TOYO KITCHEN STYLEも吉岡徳仁が世界で初めて手がけるキッチンのプロトタイプを発表します。

　また開催に当っては展示什器等も全面的に協力をしています。

　吉岡徳仁がイメージするキッチン、、ぜひご覧下さい。

　無事に帰国しましたっていうか、その後またイタリア出張があって、時差ボケのダブルパンチ状態です。

　その間を縫って、広島の「かなわ」という川に浮かぶ料理屋さんの「中秋の名月　お酒の会」なるものに広島の後輩に誘われでいそいそと出かけてきました。

　ずらりと並んだ銘酒。どれも美味しい、また、特徴のあるお酒でした。

　お酒を間違えないように、ぐい飲みが一つ一つ違います。

　中秋の桂月の会らしく、兎を型どってありました。

　可愛い。

　印象的だった京都の「玉川」

　なんと杜氏がイギリス人だそうです。

　そう言われてみれば、ちょっと洋酒っぽい。

　かなり力強い酒です。

　シャンゼリゼーのルイビトンの本店の前には相変わらずの行列が出来てました。

　ショーウィンドウはなんと「恐竜」

　「恐竜」ブームなのでしょうか？

　かなり迫力があります。

　ビトンの場合のウィンドウ・ディスプレーは世界統一の筈なので、日本のルイビトンのウィンドウも「恐竜」が飾られているのかもしれませんね。

　余談ですが、昨年注文してあったかなりリアルな恐竜のフィギュアーが入荷しました、、と言っても、自分が好きで各一体だけのサンプル入荷ですので、早い者勝ちの状態になる事必須です。Web Shopで販売していますので覗いて見て下さい。売り切れてたらごめんなさい。　

　レックス　フィギュアー

　トリケラトブス　フィギュアー

　結構リアルです

　フレディレック・モレルの新作が発表されていました。

　ピエロのモチーフは今迄にないものです。

　可愛い、、って、、手元に置いておきたい気分になります。

　照明器具も初めてです。

　中から鹿の足が覗いています。

　照明器具はこれの他にもいろいろ出ていました。

　来年の春にはお目見えすると思いますので楽しみにしたいて下さい。

　バンドーム広場でのLi Chen という台湾のアーティストの展示です。

　一瞬、日本人の作品かと思いました。

　巨大です。

　彼の作品がパンドーム広場を埋め尽くしています。

　漢字で書くと李真と書くそうです。

　日本ではあまり聞いた事が無い作家ですが、バンドーム広場で展示をするという事は、パリでは結構有名な方なんでしょうね。世界はやはり広いですね。

　プーリアでの仕事も終わったので、今回の出張の最終地パリに向かいます。

　そろそろ魚も飽きてきて、醤油味が恋しくなってきた頃です。

　マドレーヌ寺院の近くの路地にあるカフェ

　パリで一番好きなカフェです。

　このカフェ、普通のフレンチもあるのですが、、、お目当ては・・

　揚げ春巻きとタイ風シュリンプ

　久しぶりのアジア料理です。

　ベトナムは以前はフランスの植民地だったこともあって、パリのベトナム料理はお薦めです。

　プーリアの最後の夜はこの地方の田舎料理の店に出かけました。

　そこで出会った可愛いバケツの照明器具

　漆喰の壁とレースのカーテン、そして暖炉、、バケツの照明がとても良く似合います。

　ここの生ハムとサラミは絶品でした。

　薦められた「SELVAROSSOA RESERVA」

　フルボテーのどっしりとした厚みのある赤ワイン

　2013年のLUCA MORONI Best Italian wine awardで３位に輝いたワインだそうです。

　日本には入ってないみたいですね。

　プーリアのワインって、日本にはあまり馴染みが無いということでしょうか？