今回のパリ訪問の目的の一つが、トーヨーキッチンが日本の総代理店をつとめる、イタリアを代表するガラス・モザイクのメーカーであるSCISのパリショールームのオープニング・レセプションに参加する事でした。
場所はシャンゼリゼ大通りをジョルジュサンク通りに曲がって少し行った所にあり、パリでも一等地だと思う。
近くにはエルメス、ブルガリ宝石店が軒を並べている。
写真はオープニング・レセプションが始まったショールームの前
こういったレセブションには必ずセキュリティーを担当する専門の黒服が入場者を一人一人チェックする。サローネのオールカマーのパーティとは一線を画している。お客は殆どがダークスーツやドレスを身にまとっていて、かなりフォーマルな雰囲気だ。
写真はレセプションの翌日に撮影したショールームのウィンドウ・ディスプレー
かなり「和」を意識したデザインだ。
SCISの始めた新しいサービスで、写真を渡すとその写真をそのまガラス・モザイクで表現してくれる。ちなみに、このモザイクで表現された写真の主はSCISの社長令嬢
この場合はポートレートだが、どうな写真、イラストもガラス・モザイクの上で表現してくれる。例えば自分の好きな車をモザイクにして浴室の壁に飾るとか、好きなアートピースガラス・モザイクにして飾るとか。キッチンの前の壁に野菜や果物をモザイクで表現して飾るとか。
なんかいろいろ面白い、個性的な試みが出来そうだ。
日本でもこのサービスを開始する予定はしていますが、時期についてはまだ未定です。
モザイクの前にモザイクのレリーフにした人物を置く事が出来る。
こうすると人物が立体的に見える
ちょっとお洒落なバーとかにあると面白いかと思う。
SCISは自社でガラス・モザイクを表現する工房を唯一持っているメーカーで、一般的なモザイクは単なるマトリックスだけで形を表現するだけなのだが、SCISはガラス・モザイクを一枚、1枚割りながら形を作成するので、細かいアール等も美しく表現する事が出来る。
写真はSCISの社長とのツーショットと、立体的な曲面にゴールドのモザイクが貼られた像
SCISはかなり細かい曲面やアールにもモザイクを貼るとこが出来る。
場所は凱旋門からでも徒歩10分程度なので、パリに行かれたらぜひお寄り下さい
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