フィリップ・スタルクとカリム・ラシッドがXO社のブースを訪れた時の写真をXO社が送ってくれました。
まず フィリップ・スタルク
さすが渋い
続いてカリム・ラシッド
ビンクのスーツが凄い
フィリップ・スタルクとカリム・ラシッドがXO社のブースを訪れた時の写真をXO社が送ってくれました。
まず フィリップ・スタルク
さすが渋い
続いてカリム・ラシッド
ビンクのスーツが凄い
今年のバカラはマルセル・ワンダーズとのコラボレーションでのプレゼンテーションでした。 (ちなみに、昨年はハイメ・アジョン)
バカラ・ブースの全景です。
中央に並べて置いてあるのが,今回のマルセル・ワンダーズの作品です。
昨年のハイメに比べるとちょっと大人しい感じはしましたが、足の一部に下の写真のようなマルセル・ワンダーズのデザイナー・アイコンがありました。
デザイナーも作品だけで主張するのではなく、他の方法でもデザイナーのアイデンティティーを外に向かって表現する時代と言われています。ハイメは山高帽を被って、ステッキを持った自身の写真を常に露出してます。マルセル・ワンダーズはデザイナーそのものをアイコン化するというのは、まさに画期的な発想だと思いました。
クリスタルの他に、動物をスメージしたキャンドル・スタンドも発表されていました。
クリスタルより、こっちの方がマルセル・ワンダーズらしいと思いました。
リアドロからハイメ・アジョンの熊さんの置物というか、展示は箸置きになってたので、箸置きなのかもしれないけど、ともかくカワイイ
(ちょっとメディコムのベアブリックに似てるけど、どちらが先なのかは知らない)
同じ熊で、ガラスのドームの中に入った置物も展示してあった。
このハイメ・アジョンの熊、最後の日に行ったポンビドーセンターのミュージアム・ショップにも販売されていたので、ヨーロッパでは結構有名なモチーフのようです。
XO社からスタルクに代わる次の世代のデザイナーとしてカリム・ラシッドを採用しての新製品を発表してました。
手前が椅子、左がハイスツール、右がスツール
いずれもカリム・ラシッドらしいフォルムでとてもカラフル
上の写真にも少し写っているけど、このスツールは二台をスタッキングすると面白いスツールが出現する。カラーの組み合わせをいろいろ変えると楽しいかもしれないですね。
昨年から各地のショールームで展開しているXO社の発表会で紹介した「Mi Ming」(ミミン)はおかげさまで大きな反響があり、たくさんの予約を頂戴しました。この場を借りて感謝です。
昨年からのトーヨーキッチンでの発表会で紹介したのはミミンの赤(写真奥に写ってます)でしたが、今回白バージョンが新たなカラーバリエーションとして展示されていました。このミミンの白については、2月の半ば過ぎには東京ショールームでご覧頂ける予定です。
昨年にスタルクが引退宣言をしたことで、大御所の引退ということで、家具・インテリア業界は騒然としたことは記憶に新しいと思います。でも、どうもXO社の話しだと引退はしないようで、引き続きXO社から新作を発表するということなので、とても楽しみです。
インナーモスト社からイゾラ・リニアのプレゼンテーションで使用した照明のデザイナー「ウィニー・ルイ」の新作が発表されていました
今まで見た事がない有機的なフォルムの照明器具です
ここまでアバンキャルドなデザインが日本で受け入れられるかどうかはちょっと分からないと思いましたが、でも個人的には凄く好きなので、秋の東京デザイン・ウィークには皆さんに見て頂けるようにします。
実際の現物を見て頂いて、いろいろな意見を頂戴したいと思います。
ちなみに、イゾラ・リニアで使用したウィニー・ルイの照明は左の写真です。
今回の新作の照明と両方を見ると、彼女がアクセサリー・デザインから始まったということが良く理解出来ます。
新しい潮流のデザインは、同じストリームの延長線上からはなかなか生まれにくいということかもしれませんね。
まったく分野が違うアクセサリーのデザインの発想があるから生まれた照明デザインのような気がしました。
インナー・モスト社からはこなん新作も展示されていました。
少し「和」のテーストのような気がしました。
また話は全然変わるのですが、いま話題の映画「アバター」を見てきました。iMAXの3Dが一番迫力があるという話だったので、予約をして見に行きました。
あんなに面白くて、あんなに疲れる映画は始めてです。
ジェームス・キャメロン、、凄い監督ですね。
あと、この映画で驚いたのは実写とCGの視覚的な差を感じなかったことです。何処までが実写で、どこまでがCGなのか、区別はまるで出来ませんでした。CGの進化は想像以上に進んでいるようですね。
今回のパリ出張の二番目の目的はパリで開催された「メゾン・ド・オブジェ」の視察ですが、実は一番の目的ではありません。一番の目的は何かという事ですが、いまはちょっと秘密です。恐らく5月頃には皆さんお話し出来るとは思いますが、その時のお楽しみということで・・
この「メゾン・ド・オブジェ」は家具とインテリアのフェアーで、日本からも沢山のバイヤーが訪れます。このフェアーがサローネと決定的に違うのは、対象がプロのバイヤーなので、サローネのようなお祭り騒ぎがないことかなぁぁ つまりとても地味で、サローネをイメージして行くと期待は完全に裏切られる事になります。
トーヨーキッチンが日本での総代理店をつとめている「バルセロナ・デザイン」もこのフェアーに出展していて、新作が展示されていたのでそれをまず紹介します
ラウンジ・チェアーとオットマンです。
デザイナーは勿論ハイメ・アジョン。
ハイメにしては、ちょっとシンブルで、悪く言うと「遊び」がないなぁぁと思って見てましたが、担当の営業に聞くと、実はこのチェアーは「カラー」で遊ぶのだそうです。
実際に赤のチェアーも展示されてました。
鮮やかな赤で、美しいのだけど、日本の建築家でここまで大胆な色使いをこなす人がいるのだろうかと思いました。
でも、、美しい
サローネでは、グリーンのバージョンも発表するそうで、ぜひ見てみたいものです。
このラウンジ・チェアー、今年の秋の東京のデザイン・ウィークに東京ショールームにお目見えする予定なので、ぜひ楽しみにしていて下さい。
新作のラウンジ・チェアーに座ってご満悦の私です
座り心地もかなりいい。
新作ではないのですが、こんなんも展示されていました。
話は完全に余談になるのですが、Apple社からiPadが発表になりました。いよいよメディアはモバイルの時代に本格的に突入しつつあります。韓国でも、今回のパリでも、香港でも、このモバイルの時代に対応するように、ホテルや空港、展示会場のようなパブリック・スペースにはWi-Fiの環境がかなり充実しつつあります。FreeWi-Fiも当たり前になりつつあって、もう殆ど社会のインフラ化しつつあるような気がしています。パリでの定宿でも、前回まではパスワードがないとホテルが用意するWi-Fiには繋がらなかったのですが、今回行くとパスワードも何もまったくなしで、ホテルに入った途端に会社からの電子メールが滝のようにi-Phoneに注ぎこまれてきて、ちょっと驚きました。
振り返って、日本はどうかというと、このWi-Fi環境は世界に較べて著しく遅れているとしか言いようがありません。これから本格に迎えつつあるモバイル・メディアの時代に、その基礎的なインフラでもあるWi-Fi環境がこれだけ遅れているのはどういう訳なんだろうと、イーチョン空港を見て感じた日本の航空行政への疑問と同じような疑問を感じました。
イーチョンから約12時間、小雨煙る真冬のパリに到着しまた。
パリの冬は本当に寒い。
あまりに寒過ぎて、到着した晩に食事に出かけてワンブロック歩いただけて、寒さに震えてホテルに即引き返したことあった。そんな寒いのに、タクシー待ちの行列が延々と続いた時があって、そういう時ほどタクシーが来なくて、待つ事2時間、あまりの寒さに、、それこそ「死ぬかと思った」事も思い出した。
今回のパリも寒いのには寒かったのだけど、耐えられない寒さではなかったので、ホテルにチェックインしてすぐに食事に出かけた。
パリは恋人達の街
肩を寄せ合って歩くパリの恋人達の姿は一幅の絵を見るように美しい。
翌日も雨だった。
少し高いところから見るパリの街は淡い水彩画のようにも見える。
パリでのお気に入りのカフェ
このカフェで一杯のシャンパンを頂くのが楽しみ
パリに行ってきました。
今回は予定が詰まっている中を無理して都合をつけた出張だったので、バリ滞在なか二日という慌ただしいスケジュールで昨晩に帰ってきました。
JALの名古屋→パリ便が無くなってしまったので、どうせ直行ではなくトランジットなら今回は運賃も安い大韓航空を使ってソウルの仁川国際空港経由でパリに入りました。
時間的には殆ど変わらず、料金はJALの75%とお値打ちでした。
名古屋国際空港から1時間半のフライトで仁川国際空港に到着します。
仁川国際空港は行った事がある方も多いと思うのですが、ともかく巨大です。端から端までブラブラ歩くと、冗談ではなく1時間くらいは十分にかかってしまいます。ただ巨大というだけではなく、始めての人にも分かり易い空港で、香港のように道に迷ってウロウロしてしまうということはまずないと思います。
この空港の成田と比較していいところは、時間を潰すのに困らないということです。トランジットの場合、待ち時間が数時間あるのが珍しくないので、その間どうやって時間を潰す事ができるのかは、結構トランジットのお客にとって大切な問題だと思うのに、成田は食事をする場所も貧弱だし、免税店も本当に貧弱。成田の殆どの施設は出国前の施設に集中していて、出国してからは本当に何もない。成田がオープンした当初はもっと酷くて、食べるところが一カ所しかなく、それもうどんとカレーライスだけというありさま。まさに東京に住む人の為の空港で、地方のお客は陸上交通だけで来る事を想定していたような気がします。
今回のJALの倒産を目の当たりにして、日本の航空行政というのは、何か根本的に間違っていたのではないかという、、そんな事を仁川国際空港を降り立って考えてしまいました。
数時間の待ち時間の後、仁川国際空港を後にしてパリに向かいました。
写真はパリのお土産物やさんに並ぶエッフェル塔のミニチュア、、こうやって接写してみると、、なんか一つのアートみたいに見えない事もない、とか、、現代アートといえば、ポンピドーセンター、、今回なんとか時間を作って行けたらいいなと思ったりしました。
東京吉兆の続きです。
今回は印象に残った料理です。
まず、なんと言っても「フカヒレとスッポンの鍋」
まさに贅沢の極みのような鍋で、まさに吉兆ならではなんでしょうね。
味は、、そりゃ、、コメントするのも失礼なくらいの美味。
始めて食べたので吉兆だけのメニューかと思って調べたみたら、「赤坂菊の井」に定番メニューとしてあった。もっと驚いたのは,新潟の「粋廣」というラーメン屋さんには「ふかひれ・スッポン・ラーメン」なるものがあるそうだ。一杯5,000円という凄い値段にも驚く。
最後のご飯は「生湯葉のあんかけごはん」
ご飯の上に生湯葉が乗って、それにあんがかかっている・
一見、天津藩に見えない事もない。
ほのかに甘いあんが生湯葉にとろりとからんでとても美味しい。
ご飯の後にはフルーツが出て、最後に和菓子とおうすになる。
和菓子が北陸の雪吊りをかたどった器でちょっと可愛かった。
もともとが肉食なので、懐石を食べる事は少ない私ですが、こうやってたまに懐石料理を食べてみるとなかなかいいもんだなと思いました。
ある食事会で始めて東京吉兆に行ってきました。
さすが東京吉兆だあって、食事と器はさすがという感じでした。
食事はともかくとして、ちょっと感激したのが座敷の柱の飾りの釘隠しでした。
この釘隠しは全て富士山の模様で、凄いのは七寶のベースが一つを除いて全て金無垢だった事です。
ちなみに、その一つは右の写真で、ベースがなんとプラチナだと言われました。
さすが吉兆、料理も器も豪華だったけど、座敷の飾りまでここまで凝るのですね。
ちょっと感激しました。
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