TITLE:レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ

 予約が取れないレストランの一つ青山のレ・クレアシヨン・ド・ナリサワに行ってきました。
 ここは以前に「CasaBrutus」の吉家編集長に連れて行ってもらったことがあって、とても美味しかったのでもう一度行きたいと思ってましたが、なかなか予約が取れなかったので、今回で二回目です。
 このレストランは、もともとは小田原で「ラ・ナプール」という名前で評判のだったようで、その勢いで東京の青山に進出したとか、、

 オーナーシェフが愛知県常滑の出身ということもあり、小田原が発祥の地であることもあって、海鮮を使った料理がこのレストランの真骨頂と言われています。味は、日本人シェフらしく、繊細で優しく淡白とも思える味。また、食材の組み合わせが絶妙で、創造性が溢れていると思う。
 テーブルに座ると、透明のアクリルの厚い板にロゴマークが彫られていて、このロゴマークが光の内面反射でアクリルの端面に浮き上がるという印象的な演出から食事は始まる。


 前菜を三品、メインを一品のというアラカルトにした。

 最初の前菜は「岩手県・三陸のウニとウイキョウのカクテル、パスティスの香り」。カクテル・グラスに入れられた繊細な前菜。ディーナーのオープニングとして、これから出てくる料理の期待感を盛り上げてくれる。
 「うまい」











 二品目の前菜は「フランス産、ホワイトアスパラのグラティネ」。 以前にドイツのアスパラの話をここで書いたが、ヨーロッパのアスパラがこうやって日本でも食べられるというのは、なんか感無量。正直言って、ドイツのアスパラより美味しかった。





 三品目の前菜は「フォアグラとイチゴのコンビネーション 」。イチゴとファグラという意表を突く組み合わせが面白い。もともとファグラはフルーツの甘さに合うと言われているのだけど、イチゴと合うとはと思わなかった。










 メインは「四万十川の天然うなぎとファグラと宮崎完熟まんご」、、白焼きしたうなぎとフォグラとマンゴを一緒に食べるという一風変わった一品。でもこれはかなりうまくて夢中に食べてたら、はっと気がつくと写真を撮るのも忘れてしまった。


 「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」お奨めです。。
 でも、難点はなかなか予約が取れない 

TITLE:シャネル 秋冬 コレクションを見てきました

  先日シャネルの秋冬コレクションを見てきました。
 シャネルは婦人服しかないのですが、個人的に大好きなので時間があるときはコレクションを覗いています。価格に拘ることなく、高価な素材、高価な加工方法をふんだんに使い、自由奔放に展開するカールラガーフェルドの創造性は、もうため息が出そうです。まさにシャネルというブランドとデザイナー・カールラガーフェルドの組み合わせだから出来るのだと思い、羨望と嫉妬心さえ感じてしまいます。

 コレクションの場所は東京の代々木体育館。いい席を取りたいので少し早めに行ったのですが、もう受付には凄い人だかり。お客さんの殆どは、いわゆる「シャネラー」。一度にこんな沢山のシャネラーを見るのは、ちょっと圧巻かもしれない。しかし、シャネル・ファンの年齢層の幅広さには驚かされる。20代の前半とも思われる女性から、かなりお年のおばあちゃんから、シャネルに身を包んでのお出かけです。おばあちゃんでも、シャネルを見事に着こなしている方を見ると、なんか意味もなく嬉しくなってしまう。



 中に入ると体育館の中央には白い砂がびっしりと敷き詰めてあり、その周囲を観客席がぐるりと囲んでいる。天井には布で作ったと思われる「白い雲」が浮かんでいる。会場全体が白い「空気感」が漂い、一種の浮遊感のような気分にとらわれる。



 コレクションが始まった。これからのファションとのトレンドだと思われている、いわゆる「光物」と「色物」が溢れ、その組み合わせは絶妙。ミラノ・サローネ・レポートの中でも書いたように、ゴールド系やクローム系はファションのトレンドの最前線のようだ。インテリアにもこのトレンドは必ず入ってくると思う。カラフルな柄物同士の組み合わせには驚かされるが、その難しい組み合わせが、アクセサリーの使い方によって微妙なバランスを保っている。こういうタイプの服は、着こなすのが難しいが、着こなせた時の喜びがシャネル好きの真骨頂なのかもしれないと思った。


 会場ではため息が出すぎて、写真は撮れなかったので、会場で貰ったコレクション・ブックから気になる服を紹介してみます。



 ペンギン・モチーフのセーターとシャネルらしい大柄のチェックのスカートの組み合わせ。色の基本は赤が基本で、セーターの白地の部分が色の逃げになっているので、比較的組み合わせやすいと思うが、良く見ると腰の黒のスカーフが微妙なバランスで入り込んでいる。
 でも、このペンギン・モチーフはかなり可愛い。
このセーターはメンズもあったけど、シャネルのメンズは昨年辺りからコレクションには登場しているが、実際に販売されているのは見た事がない。







 光り輝くゴールドのスカートと、メンフィス調のトップスの組み合わせ。このスカートはこの他にシルバーでも出ていた。シルバーは無彩色だが、ゴールドも意外と無彩色の感覚で組み合わせが出来るようで、無彩色なら組み合わせはそんなに難しくないので、これからファションの大きなトレンドになってくると思う。ちなみに個人的にはゴールドのNIKEのスニーカーと、シルバーのgreen manのブーツスニーカーを気に入って履いている。まだメンズの場合は意表を突くようで、履いてて楽しい。





 シャネルらしい組み合わせ、黒と白をベースに、赤を挿し色に使っている。しかしストライプとチェック柄の組み合わせは意表を突く。色の組み合わせとしては難しくないが、この異種の柄の組み合わせは凄い。勿論、こういった組み合わせが奇異に思わなくなったという時代感もあるとは思うが、単なる時代感だけではに甘えるのではなく、良く見るとベルトとバッグが全体のバランスを支えているのが良く分かる。









 シャネルのメンズ、、前回もそう思ったけど、メンズはイマイチかなと思う。まだまだシャネルらしさというのがメンズでは感じられないし、悪くはないが、スタイルは少し冗漫だと思う。まだまだ市場に出てくるのは少し後ではないかとも思う。カールラガーフェルドとしても、もう少しデザインを完成させてからと思ってるのではないか、、、これ単に推測です。









 服の前面がバッチや、ブローチで覆われている服。面白い、、でも、この着方だけど(バッチもシャネルじゃなければそんなに高くはないので)、すぐに他のアパレルにコピーされてくるのではと思う。また、自分の持ってる服に、シャネルっぽいバッチをいっぱい付けるなんていう着方も、ちょっとお洒落で面白いと思う。この着方、流行ると思う。メンズでもちょっとパクッてみようかな・・









 一番シャネルっぽい複雑な組み合わせ。もうこうなると素人ではどうやってこの組み合わせ作り上げて、どこでバランスを取っているのか、見つめ続けても良く分からない。でも凄いと思う。
 こうやってシャネルのコレクションを見てると、アクセサリーやバッグの使い方って、ある意味ではとても大切だと思う。メンズでも、若い人のファションを見てると、こういったアクセサリー使い方がとてもうまいと思う。
 最後にコレクションの風景を少しビデオクリップしてみました。大きな会場なので、服の詳細は分からないけど、会場の雰囲気だけでもお楽しみ下さい。







TITLE:唇のソファー



 「唇」のソファーといえば、代表的なのはEdra「Bocca Sofa」
 でも他にもいろいろあるんですね。
 右側の真ん中の唇ソファーはアンジェリナ・ジョリーを連想してしまった。

 そうそう、ちよっとお願いですが、たまには「人気ブログランキング」をクリックして貰えると嬉しいな。
 一時は20位以内に入ってたけど、今日見たら71位に落ちてた。アクセス・カゥンターだけで見ると、nabe forumのアクセス数はかなり増えてきているので、とても嬉しいのだけど、ついでランキングももう少し上げれればと思ってます。
 宜しくね!

TITLE:バームクーヘンの話

「たねや」のバームクーヘンってかなり人気があるようです。
 最近では各デパートにも入ってますが、実は本店は滋賀県近江八幡市の日牟禮八幡宮の境内にあって、ここだと焼きたての「たねや」のパームクーヘンが食べられるようです。なかなか美味しいのでお近くに行かれた節は食べてみられては如何ですか?
 友人に連れられて彦根の「たねや」に行き、始めてここのバームクーヘンを食べてから私もファンになり、それ以来デパ地下でも「バームクーヘン」が売ってると、必ずチェックするようになりました。

 先日、新宿伊勢丹の地下をウロウロしてたら、なんか高そうなバームクーヘンが売ってるのを見つけました。値段を見るとかなり高い。どうしょうかと迷ってたのですが、きっとこの価格に何かの意味があるに違いないと自分なりに納得させて購入してきました。
 ドイツはベルリンの「コンディトライ・ラビーン」洋菓子店のバームクーヘンで、ベルリンでは「ラビーンのバームクーヘン」と言えば誰もが知ってるお菓子だそうです。

 写真はラビーンのベルリンの店舗とバームクーヘンを作っているところです。
 家に帰って食べてみると、生地のきめ細かさ、堅さ、味の柔らかさ、どれをとっても私が今まで食べたどのバームクーヘンより美味しく、言い方を変えれば「今まで食べたバームクーヘンは一体何だったのだろう?」と思うほどの凝縮された美味しさ。
 完全に癖になってしまった私です。
 残念ながら新宿伊勢丹以外では売ってるのは見たことがないのですが、何故か日本語のホームページがありドイツに直接に注文できるようです。

 一度、お試し下さい。
 ちょっと高いけど、バームクーヘン好きには見逃せません。
 食べると、ちょっとした「目から鱗」状態になると思う。

TITLE:ポールは偽者?

 40年前、「ポールマッカートニ」は実は亡くなっていて、今のポールマッカートニは偽者だというとんでもない噂が全米を駆け巡った。日本でも、この事件は多少報道されていたようなので、聞いたことがある人もいると思う。
 この噂は単なる噂だけではなく、まことしやかな根拠というか、証拠が3つもあったのでかなり信憑性を持った噂としてかなり根強く囁かれ続けた。

 最初の根拠は名作「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band 」のジャケットにあった。ビートルズのメンバーの後ろに歴史的、現代的に有名な人物が背景として並んでいる。ポールの後ろだけを注目してみると、なんと彼の後ろにいる人物だけが全て故人だという。「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band 」は亡くなったポールを追悼する為に作られたものだそうだ。事実、このアルバムだけが従来のビートルズとは音楽も少し趣が違っている。

 2つ目の根拠はアルバム「Abbey Road」のジャケットにある。写真でのポールは一人だけ裸足で、左利きにもかかわらず右手にタバコを持っている、路上に止められたフォルクスワーゲン・ビートルのナンバープレートが「281F」であるのが、もしポールが生きていれば28歳である(「28」「IF」)ことを意味している、白いスーツで長髪にひげを蓄えたジョンは「神父」、黒いスーツを着たリンゴは「葬儀屋」、スーツ姿で裸足のポールは「死体」、デニムシャツにジーンズ姿のジョージは「墓堀人」を意味しているという。

 最後の根拠は、ビートルズの音楽の中に隠されているという。隠されていたのはまたも「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band 」の中にあった。アルバムに入っている「Lucy in the Sky with Diamonds」の最後に潜んでいた。この曲の最後の部分を、LPの回転を早めるか、遅くすると(どちらだったのかは忘れてしまった)、なんと間奏曲の間に囁くように「We buried Paul」(我々はポールを埋葬した)って聞き取れた時は、思わず背中を冷たいものが走った記憶がある。
 あれからもう40年も経つが、いまだにこの噂は一体何だったんだろうと思う。

TITLE:V-Land INOの新しいPVが出来ました

「V-Land INO」の新しいプロモーション・ビデオが完成しましたので、6月のHPでの公開に先駆けてここ「nabe forum」でお披露目します。

 このビデオに登場するモデルのスタイリングは、私がこよなく愛して止まない南青山のセレクト・ショップ「Loveless」にお願いしました。キッチンだけでなくファションにも注目してください。

 それと、キッチンの背景にはソットサスの「カールトン」を使いました。これにも注目です。有名な家具ですが、実物を見たことがある人は少ないと思います。7月始めに六本木にオープンするTOYO KITCHEN STYLEの新しいショールームには展示される予定ですので、ぜひ自分の目で確認してください。
 色彩のバランスと、形状のバランスが紙一重の処でかろうじて保たれているのがとても不思議です。ソットサスならではの作品です。余談ですが、アムステルダムのサザビーオークションでこの「カールトン」が330万円で落札されたようです。
 セットに使われているものは、カールトンの他には、照明はパトリシア・ウルキォラの「カボッシュ」のLサイズ、ダイニング・チェアーとソファーはTOYO KITCHEN STYLE「NewYork 」シリーズです。

TITLE:ミシェル・ゴンドリー監督とAirFrance

 ミシェル・ゴンドリーという監督がいる。最近ミニシアター系上映されている「The Science of Sleep」という映画の監督で、『エターナル・サンシャイン」の監督としても有名だ。内容は「夢では完璧なのに、現実では上手くいかない・・・・ ゛睡眠中゛に゛恋愛゛する極上のロマンチック・コメディー」ということで、見るとなんか幸せな気分にしてくれそうなので、こういう映画はきっと好きだと思う。
 以下は、その英語版の予告編

 ミクシーでのネット上の友人(マイミクと呼ぶ)の+ChicAさんという方から教えて貰のだが、このミシェル・ゴンドリー監督はもともと映像作家でTVCFやPVの作品も多いそうだ。 紹介して貰った「エアーフランス」のTVCFが素晴らしい、音楽と映像の美しいハーモニー。一度見たら忘れられない不思議なコマーシャル・フィルムだ。

 同じ監督のマイケル・アンドリュースのプロモーション・ビデオ、これも一度見たら忘れられない。

 ついでに監督は違うが「エアーフランス」のコマーシャル・フィルムから、、こんな休暇が過ごせたら最高なんだろうなと思う作品。こんなリゾート・ハウスが本当に存在するのだろうか?ここで時間を過ごせるだけで心が洗われそうだ。

TITLE:ドーナッツ・ドーナッツ・ドーナッツ

 新宿に出来た話題のドーナッツ・ショップ、、「クリスピー・クリーム」、、平日で1時間、土日祭日だと2時間待ちという大人気店です。もともとドーナッツ好きの私としては、この行列を指を咥えて見ているだけという訳にはいきません。5月の連休の時には「2時間待ち」と言われて断念したのですが、今回ようやくゲットしてきました。まさに「ビー・ペイシェント」、、「待てば海路の日よりあり」「天まで届く相場がないように、無限に続く行列はありえない」、、おっと、、ちょっと外れましたね。

 以前から、「ミスドのドーナッツはドーナッツではない」、、「ミスドのドーナッツの味が本来のドーナッツの味だと思い込んでる日本人はまさに国家的な悲劇だ」などと騒いでいる私にとって、今回のアメリカの本格的ドーナッツの上陸は、まさに我が意を得たりという心境です。
 社内では、以前からドーナッツ屋をやりたいと叫んでいますが、どうも社員の賛同が得られそうもないばかりか、言う度に社員の冷たい視線を背中に感じてしまうので、致し方なく断念していました(本当の話です)。ここでドーナッツの味が本当はどうなのかというのを、社員・役員自ら舌で確認して貰うべく、東京出張の合間を縫ってこの「クリスピー・クリーム」のドーナッツを購入、会議で食べて貰ったのです。

 「美味しい」と言ってくれる社員もいたのですが、不思議な顔をして食べている社員もいました。良く考えてみたら、その社員は「大酒飲み」で甘いものはまるで駄目という事を思い出しました。でも、食べたんだから、面と向かって反対とは言えない訳で、、もし反対と言ったら「食べたドーナッツ返せ」って言える。
 そんなんで、これからは堂々とTOYO KITCHENがドーナッツ・ショップに進出などと言う企画書が作成できるというものです。(笑)
 「TOYO KITCHEN STYLE DOUGHNUTS」のショップが誕生するのは、もうすぐかもしれない!
 この前のページで紹介してた熊谷さんもドーナッツが大好きなようで、ハワイにサーフィンに行くと、わざわざマウイ島までこの「クリスピー・クリーム」を食べに行くそうです。なんでマウイかっていうと、ハワイには店がマウイにしかないそうです。しかし、ドーナッツを食べにわざわざマウイとは、、、、絶句です。
 余談になりますが、私がアメリカにいたのは30年前なので、今では状況が違っているかも知れませんが、30年前のアメリカのミスドは、郊外の辺鄙な場所にあって、24時間営業で、夜な夜な貧しい白人(レッド・ネック)が集まるというイメージがあり、日本のようにファミリーで行けるちょっとお洒落なCAFE代わりというイメージは微塵もありません。ダスキンのマーケッティングが日本でここまでミスドイメージを変えたというのは、驚異的で、マーケッティングのパワーをまざまざと感じます。

 アメリカのミスドはどうなっているのか?って調べてみました。すると、、びっくりです。アメリカにはもうミスタードーナッツの店舗は存在しないということが判明。おまけに、ミスドは単なるアメリカのフランチャイズではなく、日本のダスキンの資本だけで存在し、アメリカは既に「ダンキン・ドーナッツ」に吸収されてミスタードーナッツのブランドそのものが存在しない、、、知らなかった。

TITLE:GDCの秋冬の展示会に行ってきました

 ブログでも以前に書いたこともあります、カリスマ・スタイリストの熊谷隆志さんがディレクションしているGDCの秋冬の展示会に行ってきました。場所は、世田谷の住宅街、車の修理工場の二階という意表を突く場所で行われます。
 ブランド名はGDC、、そして兄貴ブランドのVENTURAが彼のディレクションです。

 展示会は、最近のGDCの勢いを現すように、前回より更にバイヤーの数が増えてて、熊谷さんのファンの私としても嬉しく感じました。熊谷さんの話では、一昨年より少しブランドに火がついたようで。スタッフも30名近くに増えたそうです。
 コレクションの内容は、ブランドの勢いもあると思いますが、以前よりもスタイリスト・ブランドとしての奔放性を強く感じました。熊谷隆志の本領発揮ですね。
 彼の表現では「飛び道具」と言ってましたが、従来のラインからは少しかけ離れた距離にあるスタイリングの服も以前よりも増えていて、ブランドとしての膨らみも強く感じました。この「飛び道具」という表現が好きで、個人的にはこの「飛び道具」こそが熊谷隆志の真骨頂のではと思うこともあります。以前に「GDCのムック本」に読者モデルとして私が登場した時に紹介した『穴の開いた、クラウン・モチーフのセーター』も当時としては飛びすぎた感じもしましたが、数年経つといろいろなデザイナーがこのモチーフを使い始めました。ファスナー付のスニーカーも、今では普通になりつつありますが、これも随分前から彼のコレクションで登場してます。
 今年の「飛び道具」ですが、以前に彼の事務所で見かけた、パリの舞台衣装のコレクションからのイメージだと思うのですが、コットンのナポレオン風ジャケット、グリーンやRICO辺りから出てるものより、より舞台衣装に近いイメージでかなり気に入って即オーダーしました。こういった「飛び道具」は生産量も少ないので、このブログを見ているGDCのファンは、即ショップに予約されることを勧めます。

 写真は展示会会場での熊谷氏とのツーショット、私も熊谷流に腕を前に組んで見ました。ちょっと照れてますね。

 GDCの展示会の会場から、熊谷氏の案内で、最近彼がディレクションを始めた「QUICK SILVER」の展示会会場へと移動しました。QUICK SILVERは言わずと知れたサーファー・ブランドで有名ですが、最近服を始めたのです。イメージとしてはVENTURAのカジュアル版という感じで、ちょっと毛色が変わって面白かった。

 会場で見かけた、秋冬のモチーフの「ビンテージ・アロハ」をそのままサーフボードに貼り付けたい板。熊谷氏専用とのことでした。

 この「ビンテージ・アロハ」のモチーフですが、一見して迷彩に見えるのです。迷彩よりは上品で、落ち着いた感じに見えるのが面白かった。このモチーフのスキニーのパンツと、ジャケット、、とても素敵でした。

TITLE:「pesch」家具店 ケルン

 ケルンには「pesch」という有名な家具屋さんがある。
 セレクションも素晴らしいし、規模も大きく、かなり見応えがある家具屋さんだ。
 ケルンに行ったことがあるインテリア好きは必ず訪れると言っても過言ではないと思う。
 写真はその「pesch」で見つけた気になる家具と照明です。

 メタリック・シルバーのラウンジ・チェアーとオットマン。なかなか美しい。少しレトロなのも好感が持てる。

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  左は、どこかで見たことがある顔が背もたれにプリントされた椅子。
 右は卵を入れるケースを積み重ねたスタンド・ライト。廃物利用もここまでくると一瞬気がつかない。

 トード・ポンチェ風の床置きのライト。こういった柄を配したインテリア・グッズは本当に多くなってきた。このライトは始めて見るので誰のデザインかは不明。
 「pesch」家具店に最後に行ったのは4,5年前だったが、今回久々に行ってみると店舗数も増えてるし、それと一店舗あたりの面積も随分と広くなってて驚いた。

 ソファーもなんとV−Land、、
 家具でも、キッチンに続いてV−Landがトレンドになるかもしれない!!