TITLE:和のエルメス

 私のパリ・ウォッチングの定番は、勿論サントノーレのエルメス本店のショーウィンドウ。
 毎回、その時々のエルメスのテーマ・メーセージがショーウィンドウにディスプレーされる。

 今回のテーマはどうも「和」らしい。
 和装に合うような雰囲気のケリーバッグの特注品。

 これも着物に合わせる雰囲気
 前回見たときは「アラブ」とか「アフリカ」というテーマだったので、随分とイメージが変わってた。
 ファションがさらに装飾的に流れているいま、和系の装飾イメージもこれから出てくるのかもしれないとか思った。
 
 今回久々に店内に入ってみた。
 パリ市内もそうだったが、日本人の姿が以前とは比較にならない程少なくなっていた。
 日本の盆休み前という事もあるかもしれないけど、エルメスのような最高級店で目につくのはやはりアラブ人。ルイビトンのような高級店になると、もう圧倒的に中国人が多かった。やはり.経済の勢いが、こういったパリのブランド店の入店者にも反映されるという事なんだと思った。
 

 まだ夏真っ盛りだけど、盆が明けるといよいよ秋の新製品の最終準備に入ってきます。
 今年の秋の新製品は9月の末に予定してますが、少し早めにビジュアル・イメージだけは発表しようと思っています。始めての試みですが、ここnabe forumを最初の発表の場にしたいと思ってますので、nabe forumファンの皆様、ご期待下さい。この発表と同時に、新たな照明ブランドのは発表も行います。これも期待して下さい。
 ここnabe forumでも以前にお伝えした講演会のDVDの発売ですが、着々と準備は進んでいます。発売は8月末には出来そうですので、ぜひご購入下さい。販売は当社のECサイト「Shop TOYO KITCHEN」で行います。価格は2500円の予定です。

TITLE:パリの朝食はフランボァーズ

 パリのホテルで出た朝食のパン

 ひと際目立つのが表面が丸くて赤いパン
 ブリオッシュのトップにクッキー生地のようなものを薄く被せて焼き上げてある。
 味は、パリらしくフランボァーズ、、
 パンとカフェだけでもう大満足

 パリから帰って五日目
 時差ボケも殆ど解消しました。
 やはり最近は時差ボケ解消に一週間はかかるようです。
 解消したところで、私もようやくお盆休みに入り、久々にゆっくりと時間が過ぎるのを楽しんでいます。

TITLE:シトロエンはカラフルシート

 シャンゼリゼーのシトロエンのショールームで見たプロトタイプの、、恐らく四駆ではないかと思う展示車。

 フロントマスクは精悍なイメージ。ヘッドライトの下にあるエアーインテークが印象的

 インテリアが凄い
 カラフルなのもプロトタイプらしくていいのだけど、面白いと思ったのはシートの背の部分までデザインされているという事と、シートそのもののフォルムもとてもユニーク。
 ドアは観音開きになっていて、開放感があっていいと思うのだけど、こういう場合の車の剛性ってどうなるのだろうと、妙な部分が気になってしまった。

 シャンゼリゼ大通りには各車メーカーのショールームが目尻押しです。どのショールームもシトロエンのようにプロトタイプの展示がしてある事が多いので、車好きには見逃せない観光スポットかもしれませんね。

TITLE:コレットのバービー人形

 一週間程パリに行ってました。
 パリも暑かったのですが、湿気が少ないせいか、影に入ると結構涼しくて過ごし易いですね。
 でも、時差には相変わらず参ります。
 例によって、仕事の合間にサントノーレのセレクトショップ「コレット」を視察してきました。

 店の入り口にディスプレーされていたのが、なんと「バービー人形のサッカーゲーム
 ちょっと残酷でもあり、ちょっとユーモラスでもあり、
 バービーのサッカーゲームがあるなら、ガンダムのサッカーゲームもありかなということで、そんなんがあれば是非欲しい。

 「コレット」は何でもありなので、遂にクッキーまで販売していた。
 ちょっと可愛

TITLE:アマルフィー

 「アマルフィー・女神の報酬」という映画がヒットしているらしい。織田裕二の主演でフジテレビの開局50周年を記念して製作されているということなので、フジテレビも意地でもヒットさせないと面目が立たないということらしい。
 映画は見てないので、内容については論評出来ないが、この「アマルフィー」という街、4年前に訪れた事がある。
 「世界で最も美しい海岸」という触込みに誘われて行ってみた。
 行ってみると、触込み通りの本当に美しい海岸だった。

 写真は私がアマルフィーを訪問した時にホテルのベランダから撮影したもので、ともかく恐らく誰が撮影してもそのまま絵になると思われる程美しい街だった。
 場所はイタリアのナポリから車で2時間程のところで、「帰れソレントへ」のカンツオーネで有名なソレント半島の南側に位置する。

 街には美しく咲き乱れている花で覆われ、その街の周囲はレモン畑が続いている。この街の特産は勿論「レモンチェロ」というレモンのリキュール。
 この「アマルフィー」の隣町に「ポジターノ」という街があり、ここも「アマルフィー」に負けず劣らず美しい街で、その街の佇まいに感激して商品名にしてしまった。
 その話しを以前にここnabe forumでも書いたので、興味のある方は一読下さい。
 POSITANOの街 (ポジターノ) → ここ

TITLE:自称゛へそまがり゛がたどり着いた薬 GOETHEの場合

 今月号(9月)の「GOETHE」(ゲーテ)という雑誌が「くすり大検証」という特集を組んでいます。
 その特集の84ページに何故か私が掲載されています。
 政治家や経営者が普段の生活の中で、どんな常備薬を使っているのかというのが特集の内容です。

 私が掲載されているページのサブタイトルには何故か「自称゛へそまがり゛がたどり着いた薬」いうサブタイトルが付けられていました。
 興味のある方はご一読下さい

TITLE:釘を一切使わない構造物 祇園祭の山鉾

 先週終わった京都の祇園祭、そこで登場する山鉾は釘を一切付かないで荒縄だけで作り上げる構造物として有名だ。祇園祭そのもそのは以前に見た事があるのだが、その山鉾がどうやって作り上げられるのか興味があって、祇園祭に先駆けて山鉾が作り上げられる日を狙って見に行ってきた。
 祇園祭がまだ始まっていないからそんなに混んでないと思って行ったら、私のように建築途上の山鉾目当ての観光客で四条通は思ったよりごったがえしていた。

 四条通に到着すると、そこら中で山鉾が組み上げ始められていた。

 組み上げが進んで、山鉾の全容を見えてきた。
 釘を一切使わず、荒縄だけで組み上げられている様子が写真からもよく分かる。
 祇園祭で登場する山鉾は全部で32基
 これが全て1日で組み上げられる。

 荒縄の部分のアップ。
 ただ単に結び上げだけでなく、結び上げられた荒縄そのものがアートのように美しい。
 先人の知恵なんだ。
 華やかな祇園祭の山鉾の中に隠された構造がこんなに美しいのに感動した1日だった。

 全国で開催している「社長講演会」も先週に福岡が終了して、いよいよ今週の23日(木)は広島での講演が最後になります。これで全国5カ所で講演したわけですが、当初思ってたより講演の内容である「キッチンに住む」というテーマが素直に理解して頂き、感謝する反面、正直ちょっと拍子抜けしたのは事実です。時代の足音が近づいてきたということなんでしょうね。

TITLE:浜島の「ヨット」

 三重県の賢島の先に伊勢海老の町「浜島」がある。
 そこに「ヨット」という地元の魚を食べさせてくれる店があり、賢島に行く度に必ず寄る事にしている。お客は地元の人だけでなく、私のような遠方から来る客も多く、週末は早めに行かないとかなり混雑して、時期によっては待ち時間1時間というのも珍しくない。

 「ヨット」という名前からはちょっと想像がつかないほどの、ごく当たり前の海辺の海鮮食堂風の外観。どうして名前が「ヨット」なのかは聞いた事がない。

 メニューです。
 お値段はかなりお値打ちなのが分かる。
 この他にも定食コースがあり、1,250円からで、一番高い伊勢海老定食が 5,300円で、伊勢海老が一匹まるごと食べられる。(季節によって価格は変わるようだけど・・)
 ともかく美味しくて、新鮮な魚が、とてもお値打ちな価格で食べる事が出来る。

 名物の「アッパ貝焼き」と「伊勢海老のお造り」
 ここで出てくる伊勢海老は小振りなものだけど、個人的には小振りな伊勢海老の方が好きだ。有名な賢島の志摩カントリークラブの「ラメール」の「伊勢海老のアメリカンソース」で使われている伊勢海老も小振りなのを思い出した。

 ちょっと珍しい「うちわ海老」(左)、と「近海かつおのはらも」(右)
 こういったちょっと珍しい魚や海老も食べさせてくれる。

  お魚や海老や貝でお腹がイッパイになったら、最後の締めはヨット名物「貝チャーハン」を食べなくてはならない。
 ともかくヨットに来たらこの「貝チャーハン」を食べなくては、どんなにお腹がイッパイでも、これを食べないと来た゛゛がない、、
 最近は普通の「貝チャーハン」の他に「真珠貝チャーハン」もあるが、私的には普通のがお薦めです。
 名古屋から2時間半のドライブ、朝起きて突然にヨットに行って「貝チャーハン」を食べたくなっても、昼食には十分間に合う。帰りは、のんびりとドライブをして伊勢の「おかげ横町」や、松坂の焼肉を食べて帰ると、それはもうとても充実した1日となる。

TITLE:名古屋飯、、、櫃まぶし

 名古屋の「櫃まぶし」といえば、名古屋飯の代表的なものですね。
 ご存知のない方に少し解説をすると、鰻丼の上に載ってる鰻が刻んであり、丼の代わりに「お櫃」に入って出てくる、、で、、食べる時には刻みネギや刻み海苔を乗せて食べて、最後には「お出汁」か、「渋茶」をかけてお茶漬けのようにして食べるという代物。
 代表的な店は「あつた蓬莱軒」と「いば昇」がある。
 これらは何時も食べるのには行列を覚悟する必要がある。
 名古屋万博の時は「あつた蓬莱軒」の松坂家店の待ち時間が数時間になった事もあったそうだ。
 で、、今日の話は観光客の人気店ではなく、地元での人気店「うな富士」の話

 ここは「鰻丼」も「櫃まぶし」も「肝」が鰻と一緒に乗っている「肝付」というのが名物。
 「うな富士
   愛知県名古屋市昭和区白金1-1-4 プレザアント白金
   052-881-0067
   http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230105/23000105/
 名古屋にお越しの節はぜひお試し下さい

 講演会も東京、大阪、名古屋と続いて、
  今月は福岡 7月17日、
     広島 7月23日
 を予定しています。ぜひご来場下さい。
 講演のDVDは8月には Web Shop で購入して戴けます。
 講演に来られなかった方、ぜひお買い求め下さい。
 手前味噌ですが、日本のキッチンの将来が見える、、、と、、思います。

TITLE:大リーグの球場にはネットがない

 サンフランシスコに行ってきました。
 夜に大リーグの試合を見てきました。
 「サンフランシスコ・ジャイアンツ 対 テキサス・レンジャーズ」

 大リーグは40年以上も前にニューヨークに住んでいる頃、ヤンキーズやメッツの試合を見に行った事はありますが、昔過ぎて、もう記憶の彼方に飛んでました。
 お約束のビールを片手に席に着いた時はもう試合は始まってました。
 ジャイアンツの投手はあのランデイー・ジョンソン
 客席から見ても、彼はでかい。
 見始めてると、なんか日本の球場とは違って見える。
 よく見ると、グラウンドと客席を仕切るネットがバッター・サイクルの後ろに少しかない。
 写真を見て貰っても分かると思うのですが、ネットがない事での臨場感は日本の野球と全然とがう。

 客席から外野方向を見た写真
 客席とグランドが異様に近い事が分かる。
 飛んできた球が当たって起こる訴訟を回避するより、エンターテイメントとしての野球の方を優先するという意味なのかなと思ったりしました。
 ともかく、サンフランシスコ・ジャイアンツのホーム・グラウンド「AT&Tスタジアム」に関しては日本の野球場より圧倒的な臨場感があり面白い。