TITLE:福岡の隠れ屋 季離宮(ときりきゅう)

 福岡の中心、天神から少し外れた今泉の隠れ屋的な複合商業施設を見てきました。
 天神の喧噪から外れて、ラブホテル街の外れの路地の奥にその商業施設はありました。
 施設の名前は「季離宮(ときりきゅう)」

 

 路地から少し入ると、両側の新緑が回廊のように続いている道の奥にその施設はありました。

 正面にはレストランが二軒、そこを右に曲がると小物ショップや食材の店,階段を降りると「ロハスCAFE」
 公園を散策しながらショップングやお茶を楽しんでいるようで、とても爽やかで気持ちがいい。
 こんな面白い施設が福岡にはあるんですね。
 季離宮 → http://www.tokirikyu.net/index.html

 
 季離宮の隣にはラーメンの一風堂の始めた新業態、こがしラーメン「5行」の博多店があった。ラーメン屋さんとは思えないほどお洒落な外観です。
 ラーメン激戦区の福岡、私のお薦めは
 「麺劇場 玄瑛」 http://www.ramenkyushu.com/cgi-bin/search.cgi?no=3
 店は扇状の階段になってることで「麺劇場」という名前がついているそうだ。ラーメンもおいしいけど、ここの「卵かけご飯」が美味しい。人気店なので、けっこう並んでます。そうそう、この近くの昔からの有名店「秀ちゃん」も結構好きですね。

TITLE:パリの不思議なブロンズ像とか・・

 今日はパリで見つけた,私がちょっと面白いと思ったものを少し紹介します。
 いわば、パリ番外編てす。

 写真を見るとなんか変ですが、写真の修正したりした訳ではなく、実際のこの形で立っているブロンズ像です。 胴の部分だけが空洞になっているので,一瞬透明人間にでも出会ったかのような不安感に襲われる。
 バリのシャンゼリゼ通り沿いにある,レクレルールも入っているショッピング・アーケードで見つけました。

 では、どうやって上半身だけが宙に浮いてるのだろう?という疑問だけど、上半身をピアノ線で吊ってるという訳でもない。
 左側の写真を良く見ると、手に持った鞄の裏で足と胴が繋がっているのが分かる。手に提げている鞄でーの裏で全体が支えられているという、ある意味で目の錯覚を利用したトリックだと言う事も出来る。
 作者等は不明ですが、どなたかご存知の方がお見えでしたら、ぜひコメントを下さい。

 鮫の革で表装されたMacBook。
 ちょっと妖しげでいい感じです。

 この店 は i-Phone の表装もするらしい。
 クロコダイルで表装された i-Phone 、そしてフェラーリのロゴマークのついた真っ赤なi-Phone もあるようだ。

 パリはチョコレートの街、、ネクタイもなんとチョコレートで出来ている。
 妙にリアルでしょ

 バリの街にも「ゴスペル」は流れる。
 「ゴスペル」と「パリ」、一見ミスマッチな感じもするが,ポスターはしっかりパリの街に溶け込んでいた。

 これで今回のパリの記事はおしまいです。
 最後まで読んで戴いた方には感謝します。
 帰りの飛行機、富士山が目の前でとても奇麗に見えました。飛行機の上からは何度も富士山を見た事はありますが、ここまで奇麗な富士山は始めてです。
 最近,何かとバタバタしていて、nabe forumの更新も少しスローペースで、今回のパリの話しも帰国してから一月もかかってしまいました。
 で、、なんでバタバタしたかというと、、その理由は、、、ここ

TITLE:パリで見かけたカラフルな家具

 ファションはカラフルな時代に向かいつつあるという話はしましたが、ではインテリアや家具はどうなんでしょうか?
 気にして見てると、結構カラフルな家具っていうのはあるんですね。
 パリで見かけたカラフルな家具の一部を紹介します。

 今は世界的な不況で、家具・インテリア業界も大変な時代を迎えています。
 不況になるとデザインは禁欲的になり、一定期間その禁欲的デザインが続いた後、その反動として装飾的なデザインが復活してくるという法則があるといいます。
 例えば;
 1920年代の大恐慌でアール・デコは死滅したのだが、戦争が終わるとアール・デコは見事に復活しました。 また、オイル・ショックの後にソットサスを中心としたメンフィスが誕生したというのも同じ法則に当てはまるということになるのかなぁ。
 
 もし、この法則が普遍的なものなら、現在の世界的な不況の後にはカラフルで装飾的なデザインが主流になってくるのかもしれないとか、、そんなことを思いながら,パリのカラフルな家具達を眺めていた。

 最後の写真はネオン管で装飾されたシャンデリアが閉じ込められたガラスのテーブル。
 ちょっと奇麗でしょ

TITLE:ハイミ・アジョンのピアス

 昨年からトーヨーキッチンから発売されているハイメ・アジョンの家具についてはnabe forumを読んで戴いている方はもう先刻ご存知の事と思います。
 そのハイメ・アジョン、今では世界の若手デザイナーの中でもトップクラスとて上り詰めてきたようで、今回のパリでも彼の新しいチャレンジをいろいろ見る機会がありました。

 今回のハイメの新しいチャレンジはなんとピアス
 ハイメがディレクションする ReDeco シリーズでスペインの老舗リアドロが新しいイメージを次々と打ち出しているのですが、今回はなんと磁器のピアスです。
 ピアスの拡大画像です

 ちょっとコミカルで,ハイメ独特のストーリ性も感じられて、今までにないピアスで面白いと思った。価格的にも恐らく高くはないと思うので,結構日本でも流行るのではないかと感じた。

 リアドロからのハイメの新作はこのピアスの他にも二点展示してあった。
 何れもハイメらしいデザインですね

 昨年に東京の伊勢丹でも発表されたハイメの新作の続編のようです。

 ハイメのスタンド・ライト
 お鼻が可愛い。
 この可愛い鼻に触れると点灯する。
 
 照明関係はReDecoシリーズでもいろいろ出てるけど、認可の関係で日本で正式に発売されているのは皆無。このスタンド・ライトも面白いけど、やははり認可の関係で日本での発売は当分望めないかもしれないですね。
 ちょっと残念ですね

TITLE:カラーの時代がやってくる

 前回の記事でファションがカラーの時代に向かいつつあるという話をしました。
 フィギュアーや置物もカラーの時代になるのかどうかは分かりませんが、素晴らしくカラフルな牛のフィギュアーを見かけました。このカラフルな牛は2007年のサローネの折りにミラノ市内の中心部の街角に大量に展示されたのを思い出しました。
 当時の記事はここです→ここ

 あまりにも沢山展示されているのですが、一つ、一つ見ていくと結構楽しかった。
 面白いと思ったカラリングを二点だけ紹介します。

 あらためてコメントするまでもないとは思いますが、左のキース・へリング風、右の牛はピカソ風です。
 いずれもとてもカラフル、、フィギュアーもカラーの時代を予感させるような牛でした。

 ちょと余談になりますが、パリの街角で見かけた「フルーツの砂糖漬け」
 とてもカラフル、パリはお菓子までカラーの時代なのかもしれない??

TITLE:今年もELLE DECO アワードを頂きました

 昨年に続いて、今年もキッチン部門でトーヨーキッチンELLE DECO アワードを頂きました。
 来年ミラノのサローネ時に開催されるELLE DECO アワードのキッチン部門の日本代表としての審査対象なりますが、まだ一度もここでは頂いた事がないので、一度は頂いてみたい物だと思っています。
 写真は表彰式で盾を頂いた後のショートスピーチをしている私です。同じ写真の中に深沢直人氏や日本FLOSの社長の顔が見えます。私の隣にいるのはELLE DECOの木田編集長です。

 写真は頂いた表彰の盾です。
 盾は手作りのミニチャーのINOが立体的に貼付けてあり、ちょっと感激しました。さすが木田編集長ですね。

 同じ会場で表彰された吉岡徳仁さん。彼はMOROSOから発売された花のソファーで表彰されていた。彼は私がいま日本で一番好きなデザイナーなので、同じ会場で表彰されたのはとても光栄に思いました。

 彼が今六本木のMID TOWNで開催している DESIGN SIGHT 第4回企画展 吉岡徳仁ディレクション 「セカンド・ネイチャー」は素晴らしかった。結晶の椅子という不思議な発想はどこからくるのだろう。

TITLE:INO発表会 南青山ショールーム

 トーヨーキッチンのフラッグシップである「INO」が新たに「バビロン」と「ビブロス」のシリーズを加え、一新されたのでその発表会を全国の基幹ショールームで開催しました。わたしは、南青山のショールームの発表会に出席してきました。

  バビロン・シリーズは日本で始めてのサーボ・モーターで引き出しが自動開閉するシステムを使ったハンドルがないデザイン。ハンドルがない分、デザインがすっきりしてキッチンが一つの塊に見え、他の家具との相性が極めていい。
 展示でビブロス・キッチンと合わせてあるのは、従来ムーブルで展示してあるベネツィアで製作された伝統的な鏡の家具。精緻なクラシックな模様に、鏡そのものはエイジング加工が施されているのでアンティーク的なイメージの家具になっている。
 展示では、こういったインテリアとして合わせる事が難しいと思われる家具も、INOバビロンでは何の問題もなく溶け込んでいるということを実感して貰えれば嬉しいですね。

 壁面には同じくベネツィアで製作された鏡とサイドボード。仕上げはテーブルと同じくエイジング加工とクラシックな文様が施されている。余談ですが、サイドボードはムーブルで展示されていた製品だけど、鏡はムーブルで展示されていたものが売れてしまったので、急遽私物の鏡を展示した。私物だけど、未使用なので販売をする事になったけど、売れても嬉しいような、悲しいような複雑な気分かもしれない。

 INOの新シリーズ「ビブロス」ハンドルは従来のステンレスにクローム・メッキを施したフラットバー・ハンドルに黒クローム・メッキを施したもの。材質は同じくステンレスのSUS304。扉は同じくブラック・クローム調のラミネート板を使用しているので、巨大なフラットバー・ハンドルが扉に溶け込んでいるように錯覚する。このデザインも室内に共存す他の家具とのインテリアとしての整合性を高める為のもの。
 このキッチンのレイアウトはD-LANDと命名した新しいアイランドの形。キッチンとダイニング・テーブルが一体化したキッチンで、「食」を中心としたライフスタイルをイメージしているユーザー向けに開発したもの。

 収納家具で「DARK SIDE」という新しい試みをした。製作は長野県の安曇野の「デラ工房」、デザインはトーヨーキッチンの開発部とデラ工房のコラボレーション。実はこのデラ工房のご主人小野寺さんとは私の講演会に来て頂き、その時始めてお会いして少し話してカタログを頂いたのがきっかけ。忙しかったのでその時はカタログを見る時間はなかったけど、少し後にカタログを拝見して興味を持ち、安曇野の工房まで出かけて行って、製品と工場を拝見した。真面目な物作りの姿勢と、独学で学ばれたという技術力、そして人柄に魅力を感じて一緒に物作りをしたいと思って進めてきたプロジェクトだ。
 トーヨーキッチンとしても始めての試みで、何かと難しい局面も会ったけど、小野寺さんの全面的な協力を得て、こうやって世に出す事が出来た。出来上がった展示を見ると、なんか感無量だった。
 トーヨーキッチンのフラッグ・シップの全面リニューアルということで、事前からかなり評判を呼んで、おかげさまで南青山だけでなく、全国の発表会に沢山お客様に来て頂き、本当に嬉しい。経済情勢がこんな時期になってしまった時に、価格的には上位に位置するキッチンを発売するというのは、少し不安感もあったのは事実ですが、こうやって沢山のお客様に興味を持って頂き、少しホッとしています。
 実は、もうトーヨーキッチン・ウォッチャーは気がついて見えると思うのですが、ここ三年ぐらいをかけて、キッチンの製品ラインを全て変えてきました。今回のINOでとりあえず全ての製品ラインが一新しました。後はこの製品ラインに枝葉を付けて行くという作業が始まりますが、現時点でも、製品的にも、価格的にも、他のキッチン・メーカーに圧倒的な差を付ける事が出来たと自負しています。
 

 発表会が終わって、デラ工房の小野寺ご夫妻と南青山で私が行きつけのイタリアン「AWーキッチン」に繰り出した。名物の「農園バーニャカウダ」とパスタ。ワインはアメリカ産のピノとメルローを二本開けたら疲れも取れた・・ような気がした(笑)
 えっと、料理の写真を撮ろうとしてたけど、完全に忘れてしまったので、写真はダミーで落合シェフのパスタ。当日食べたのは、タマネギだけのパスタで、、タマネギの甘さとパスタが微妙に絡み合って、堪能しました。

 レストランでの小野寺御夫妻、、とても仲が良い御夫婦で、一緒にいて当てられっぱなしでした。奥様はとても優しそうなのだけど、若い頃はチベットを放浪したって聞いて、ちょっとびっくりした。優しさの中に、そういった強烈な冒険心や探究心があるんだと思った。そういった一面が安曇野でのデラ工房を支えてみえるのだなぁぁ。

 翌日はGDCの10周年記念イベントが渋谷のクラブを借り切って行われるので、その為に体力を温存しないといけないので、食事が終わってすぐに帰宅した。なんせこのGDCのクラブイベント、なんと始まるのが夜の10時からというのが、さすがというか、聞いただけで疲れそう。でも、とても楽しみです。

TITLE:リヤドロとハイメ・アジョン

ハイメ・アジョンの続きです。

 リヤドロというスペインの陶磁器人形で有名な窯元があります。
 日本では銀座にショールームがあります。
 もともと伝統的なデザインが主流だったのですが、ここ数年大きくデザインを変えてきました。そのリヤドロのデザインを変えてきたのが、若くしてデザイン・ディレクターに就任したハイメ・アジョンです。

 以前にnabe forumでも取り上げた事があるリヤドロのお姫様人形を憶えてますか??
 ここ→
 クラシックなリヤドロの伝統的なモチーフを元に、現代的なカラーリングを施す事でまったく違うイメージを持たせたという、、彼の独特な世界観と才能が見事に開花した名品だと思います。
 始めて見た時はかなりショックを受けました。
 価格は50万円以上という高価なものですが、実物を見るとこの価格は納得します。

 もう少しお求めやすい価格の製品もあります。
 この人魚は37,800円だったので、個人的にも所有してます 。
 自宅の玄関に置いてあるのですが、可愛いいので、かなり気に入ってます。

 この写真の壷は個人的に所有しているもう一つのリヤドロの製品です。
 幸運を運ぶと言われる龍のモチーフに飾られたリヤドロの壷(ドラゴンベース)
 価格は59,800円、 これも自宅の玄関に飾られています。

 気のせいだと思いますが、この龍の壷を飾ってから、、なんかいいことが多いような気がしてます。で、、龍のモチーフはきっと私のラッキー・モチーフではないかと思って、この壷に続いて有田焼の深川製磁のドラゴン・モチーフのモーニング・カッブを購入してしまった。

 リヤドロでは今年のサローネで発表されたハイメ・アジョンの新作を日本でもうすぐ発売する予定です。詳しくは今月号のCasa Brutas特集されていますので、興味のある方はご覧下さい。
 今までのReDecoシリーズと違って、今回の新作は彼が一からデザインしたものなので、彼の世界観がよりダイレクトに反映されています。
 それから、、、10月22日からは、新宿伊勢丹リヤドロハイメ・アジョンの特別プレゼンテーションが開催される予定で、ここでも彼の家具が展示される予定です。秋の東京でのデザイン・イベントにハイメ・アジョン自身の来日が予定されてというのもあって、インテリア関係のいろいろな雑誌媒介が彼をフューチャーすると聞いています。
 ハイメに似合うキッチンについては、こちらもご覧下さい 

TITLE:ハイメ・アジョンの家具と、それに似合うキッチン

 ハイメ・アジョン、、スペインのデザイナーで、マルセルワンダーズによって見いだされ,今や世界の若手の5本の指に入ると言われているデザイナーの一人です。
 ここnabe forumのサローネ報告の中でも取り上げていて、いま私が最も好きなデザイナーのひとりでもあります。
 このハイメ・アジョンの家具を日本で独占的に販売することになりました。
 同時に、ハイメの家具に似合うキッチンの販売を始めます。
 発表会は以下の通りです
 期日  2008年10月23日より
 場所 トーヨーキッチン・六本木・ムーブル
    〒106-0032 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル B1F

 では,彼の家具を少し紹介します。

 SHOWTIME(ショータイム)シリーズの中からの代表作のサイド・ボードです。
 写真で見て頂ければ分かるように,足に大きな特徴があります。色々なデザインの足があり、その足を注文によって選ぶ事ができます。ですから、写真のサイトボードの足の組み合わせはそのほんの一例です。
 色は、深くて鮮やかなブルーの塗装で、とても印象的なのは言うまでもありません。
 基本的なフォルムはシンプルだけど、装飾性のある足によって、少しクラシックなイメージを見る人に与えてくれます。

 同じくブルーのソファー
 少し小振りで、全体の印象は少しクラシカルです。

 ハイメの一人掛けソファー
 写真は赤ですが、展示はブルーになります。
 背もたれで包み込まれる感じのソファーなので、周囲に煩わされる事なくリラックス出来るような気がするのだけど、、実は私はまだこの椅子には座った事がないので、あくまで推測ではあります。
 同じデザインでガーデンファニチャーもある。
 ムーブルでのプレゼンテーションは、いま紹介した家具の他に、ダイニング・テーブルやダイニング・チェアー、ハイ・ボード、ミラー等もキッチンと共に展示される予定です。

 最後の写真は、そのハイメの家具と同じ空間に鎮座するトーヨーキッチンの新製品INO BABYLON(イノ・バビロン)です。

 キッチンが壁から離れて部屋の中央に位置するのが一般的になってきました。いわゆるアイランド・キッチンです。キッチンがアイランド化するにつれて、キッチンのデザインを考えるとき,LDKの全体の空間インテリアとの擦り合わせがますます必要になってきました。
 今回のプレゼンテーションは、ハイメ・アジョンという独特な世界観を持ったデザイナーの家具とキッチンが同じ空間に存在したとき、キッチンのデザインはどうあるべきかという、トーヨーキッチンとしての答えです。
 キッチンを含むLDK空間のデザインがこれからどう進化をしていくのか、そんな興味を持たれている方、ぜひご覧下さい。

TITLE:パリ 世界で最もワイルドな家具達

 最も野性的で、ワイルドな椅子とソファーを発見した。
 こんな家具が実際に流通しているっていうことは、ワシントン条約には抵触はしないのだろうかと、他の国の事ながら少し心配をしてしまう。もっとも、聞いた話だけど、ワシントン条約の実際の運用については、欧米諸国ではもう少し柔軟だという話は耳にした事があるが、真偽の程は知らない。
 まあ、そんな話は横に置いておいて、ともかく写真を見て欲しい。
 こんな家具が実際に造られていて、実際に販売されているというのは、それだけでも欧米文化の奥の深さと、凄みを感じる。

 ワニの一匹を丸ごと使ったソファーというか、椅子というか、、背もたれが一枚物のワニの尻尾というのが凄い。座った瞬間に、気分は酋長さんになる事は請け合い。

 ワニの皮が座面と背もたれに使われている。肘掛けや、背もたれの装飾は動物の骨や、水牛の角も使われている。これは、一体どういう所で使われるのだろう??

 最後の写真は、リアル豹の毛皮を使ったソファー。本物の豹の毛皮って始めて見たけど、色も奇麗というだけでなく、なんか凄みさえ感じる。
 こんな家具を個人的に欲しいかどうかと言われると、そんなに欲しいとは思わないけど、こんな家具が世の中に、それもパリに存在をするという事だけで腰を抜かした。