横尾を朝五時半に出発して、最初の目的地の槍沢ロッジに向かいます。
天気は曇りだけど、雲行きがちょっと怪しい。
横尾を過ぎて暫く歩くと道は本格的な山道になってきます。
山から落ちてくる川に小さな滝がいくつも見えてきます。
川の流れも少しづつ急になってきます。
足下はゴロゴロの石や岩の連続で、所々「落石注意」の立て札、人の3倍ぐらいあるような岩が落ちてきています。
道端には高山植物があちら、こちらに咲いていました。
花の名前が分かるともっと楽しいかもしれませんね。
槍沢ロッジを過ぎて1時間程登ると雨が降ってきました。
実は持ってきたのは10年前の雨具で、今よりかなり太ってた頃に買ったものであった事をすっかり忘れてて、着てみるとかなりのオーバーサイズで、歩いているとズボンが下がってしまって悪戦苦闘でした。やっぱり準備はちゃんとしないといけないと反省しきりでした。
途中にこんなに大きな雪渓が残っていました。
同行のベテランに言われると、この時期にこんなに大きな雪渓がこの場所に残っているのは珍しいそうです。
アイゼンは持ってきてないので、足下がどうしても滑ってしまうので、この雪渓を越えるのは結構気を使いました。
その後、雨は降ったり、止んだりだったのですが、見上げると山頂はすっかりガスがかかって何も見えません。
これ以上登ってもガスの中に入るだけなので、同行の友達と相談をして下山することにしました。
来年は、もう少し準備万端にして再挑戦をするつもりです。
その日は槍沢ロッジに宿泊をする事にしました。
なんと、この槍沢ロッジ、生ビールがあり、まだ時間が早かったのでロッジで生ビールとツマミで大宴会となりました。
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