TITLE:耐熱性に極めて優れた面材

新製品の「INO plug-in」で提唱したキッチン作業に於ける「serving」の話の続きです。

「serving」の作業の中で最も注目したのは「配膳」と「食事」です。今日はその「配膳」についてです。

前にも述べたように、最近の日本人の食生活は、大皿に盛った料理をテーブルの中央に置き、それを各自が自分で取り分けるという形は少なくなってきてます。最近では予め各自の分を配膳し、各自の食卓の前に置くという形が増えてきています。食生活の洋風化ですね。ところがこの「配膳」という作業は今までのキッチンの設計には念頭に無いのです。これをキッチン システムの中に取り入れようとしたのが「serving」という考え方です。

その「配膳」をする為には、同じ作業面に熱したお鍋やフライパンと食器が隣接した同じ作業面に並べる事がより効率的であることは言うまでもありません。そうすると、「serving」の為の作業面がこれらの熱した調理器具をそのまま置く事が出来る必要があります。

それを実現する為に、今回「serving」elementに採用したのは新しく開発された耐熱性に極めて優れた面材(HPL)です。

動画は実際に熱したお鍋やフライパンを「serving element」の上に乗せ、経過を観察したものです。
見て頂ければお分かり頂けると思いますが、耐熱性が極めて高い事がお分かり頂けるとおもいます。

加熱機器の上に置いたままで配膳したり、熱した調理器具の下に敷物をしたりする必要はなく、加熱機器の上からそのまま「serving element」の上に移動して置き、その近くに食器を並べての配膳作業が効率的であるのは言うまでもありません。

チョット話が回りくどくなりましたが、簡単に言えば料理が終わったお鍋はそのまま食卓の上に移動して、そこで配膳が出来るということです。

動画はこちら
https://www.facebook.com/toyokitchenceo/videos/2007146472909508/

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