東京に続いて「BAGNO TOYOKITCHEN STYLE IN OSAKA」がオープンします。

　夕方からそのお披露目の内覧会です。

　東京のショールームでの反響ですが、思った以上に日本のサニタリー・スペースに対してのデザイン的な不満があるようです。具体的な見積もりも沢山戴き、東京は幸先のいいスタートを切っています。キッチンやインテリアに東京と大阪とはマーケットとして若干の違いがある事は承知してますので、今日の大阪でのお披露目のお客様の反応が楽しみです。

　

　先日のパリでちょっと変わった物を買ってきました。

　なんと水晶の塊をくり抜いたボウルです。

　本物のクリスタルなので、かなり高価です。

　このボウルにパンチを入れて飲むと、クリスタル・パワーが体内に注入されるのかもしれません。

　そのうちにショールームでのパーティーに登場させたいと思ってます。

　異次元のパワー体験が待ってるかも・・・

　靴好きなんですね、、どうしてかと問われても、自分でも良く分かりません。

　最近購入した靴で、お気に入りがこの靴です。

　 PRADAで、靴の周囲と底がゴムで覆われています。

　雨の日でも大丈夫、、なんてね。

　先日のショールーム・オープンの折りに履いていたのがこの靴です。

　最近のPRADAの靴は面白い。

　大量生産されているプロダクトは以前と違って簡単にコモディティー化してしまいます。これはプロダクトのIT化で、生産に熟練が必要が無くなり、単純に部品を購入して組み立てるだけで技術が無くても大量に生産されてしまい、大量に生産され、供給されるものはすぐにコモディティー化して価格競争に陥ってしまいます。

　最近の日本の家電メーカーの苦境はその象徴的な出来事ですね。

　大量に生産される商品は、それを保有する喜びはなく、それがプロダクトの差別化が非常に難しいということに繋がります。また大量に生産・供給されるものに対しての嫌悪感さえ生まれている昨今です。

　そのコモディティー化をさける方法として最近欧米のブランドでよく見られるようになってきたのは「プロダクトのアート化」だと思います。保有する喜びが一番高い「アート」を、日常的な「プロダクト」のイメージと重ね合わせる事で、製品のコモディティー化を避けるという手法です。

　最近のルイ・ヴィトンの村上隆や草間弥生とのコラボレーションはその典型ではないかと思います。

　　また、今年のサローネでのバルビエトーゾのプレゼンテーションやトム・ディクソンのフレスコ画で埋め尽くされた歴史的建造物でのレストランとか、、ボレック・シュペックなどもプロダクトとアートの関係に強く注目した事例でも見る事が出来ます。

　話題を本業に戻して、、

　ご承知の通り、先週末に東京・南青山で妹島和世さんの設計で照明のショールーム「LUCE TOYOKITCHEN STYLE」をオープンさせました。

　LUCEに入って感じるて貰えるのは、通常のショップやショールームではなく、一種のミュージアムのような印象を持たれると思います。日本の照明は蛍光灯が主体という事もあって、かなりコモディティー化が進んだプロダクトだと感じています。従って安価で、チープな質感の照明が大半で、照明のショールームというと天井から所狭しとばかりその種の照明がぶら下がり、その景観は醜悪以外の何ものでもないという感じを持ってました。

　日本の照明をもっと付加価値の高いものにして行く為には、照明のアート化とまでは難しいのですが、少なくともショップそのものをミュージアムのような雰囲気で見て貰う事で、少しでも照明にアートを感じて頂く事が出来ないかと思い、世界のミュージアムの設計に携わってきた妹島和世さんにお願いした訳です。

　

　この写真は「LUCE」の２階で訪問してくれた友人に撮影して貰ったものです。この２階が一番ミュージアムを感じます。

　日本のキッチンの概念を根本からひっくり返し、日本のキッチンの概念を創造したと自負するトーヨーキッチンの新たな試みを注目して頂ければ幸いです。

　LUCEのショールームのオープンと同時に新しいサニタリー空間を提案する「BAGNO TOYOKITCHEN STYLE」も同時にオープンしました。

　「洗う」「歯を磨く」「お化粧をする」、、といった単なる生活の作業空間と化した日本のサニタリー・スペースを、もっと生活を豊かに、楽しくする空間としてコーディネータ出来ないか、そんな思いを込めて「BAGNO TOYOKITCCHEN STYLE」をオープンしました。

　セレクトした世界のサニタリー空間を先導するブランド、「AGAPE」「ANTONIO LUPI」そして「MARCEL WONDERS」、それをTOYOKITCHEN STYLEでコーディネートしました。

　木製キャビネットは全てフォースター認定された素材で製作されています。

　また洗面用の水栓は、従来輸入水栓でよくある飲用認定が取得されてないものではなく、全て飲用認定を取得してありますので安心して使用して頂けます。

　

　洗面トップはINOで好評のエンブレム・ステンレス・トップ、扉材は耐久性が高く、デザイン性も高いTOYOKITCHENがセレクトしたHPL(高圧メラミン材)を使用してあるので、日常的な使用環境でも安心して使って戴けます。

　また、AGAPEやANTONIO LUPIの豊富なアクセサリーを組み合わせる事で、より個性的なサニタリー空間を創り上げる事が出来ます。

　トーヨーキッチン・スタイル東京ショールームの２階にオープンしましたので、ぜひ一度ご確認下さい。

　

　昨日は夜遅くまでLUCE と BAGNOの新しいショールームに沢山のお客様に来場戴きました。

　本当にありがとう御座いました。

　内覧会で最後までいた戴いたお客様はなんとドン小西さんでした。

　いよいよ今日から「LUCE TOYOKITCHEN STYLE」がOPENします。

　

　夜になると建物全体が光り輝くモニュメントのようです。

　

　ショールームに入るとMooiのHoseLampが皆様をお迎えします。

　内覧会ではそこがお花畑になっています。

 　２階には フレドリック・モレルのバンビがお散歩してます。

　パンビの一匹はなんとピアスをしているので、どのパンビなのか探してみるのも面白いと思います。

　地下は商談室ですが、期間中はチョット乙女チックにコーディネートされています。

　小物はハイメ・アジョンのデザインされた物を中心にセレクトしてあります。

　ご来館をお待ちしてます。

　今日は「LUCE TOYOKITCHEN STYLE」と「BAGNO TOYOKITCHEN STYLE」の特別内覧会です。招待状をお持ちの方、ぜひご来場下さい。夕方からはカクテル・タイムとなりますので、シャンパンを飲みながらトーヨーキッチンの新しい空間提案をお楽しみ下さい。

　「LUCE」には新作の照明も多数展示されますが、今日はその中で特に私のお気に入りを紹介します。

　ベネツィアのガラス工房から取り寄せた、日本名を「RINDOU」(りんどう) という名前のシャンデリアです。手吹きで製作された球状のガラスがチェーンのように繋がっています。従来のシャンデリアにはないデザインで、鋭角に切り取られたクリスタルの光ではなく、オーナメントが球だけに光がとても柔らかい。

　脚の部分までガラス出来たスタンド状のシャンデリアです。

　脚までガラスなのが美しい。

　「LUCE TOYOKITCHEN STYLE」の見所は照明そのものだけではありません。世界的な建築家妹島和世がTOYOKITCHENのセレクトした照明をショールーム空間にどう配置してあるのかももう一つの見所です。

　明日29日から一般公開です。

　29日より東京ショールームの２階に新装・拡大した「BAGNO TOYOKITCHEN STYLE」がオープンします。そして明日はその特別内覧会も開催されます。

　以前にここでも書いたように、従来の ANTONIO LUPI (アントニオ・ルピ) に加えて新たにAGAPE (アガペ) の取り扱いを開始します。

　実は今までは公表して来なかったのですが、これ以外にもう一つ新たなブランドの展示を始めます。

　 Marcel Wanders (マルセル・ワンダーズ) デザインのサニタリー．ユニットがそれです。

　マルセルらしいクラシカルで艶っぽいデザインです。

　今までのサニタリーにはないフォルムで、始めてサローネで見た時は衝撃でした。

　今年の春に発注してあった Frederique Morrelt の新製品が入荷しました。

　28日のLUCE TOYOKITCHEN STYLE の特別内覧会にから展示予定です。

 

　今回はウサギです。

　何れも全てハンドメイドで精巧に作られています。

　LUCE TOYOKITCHEN STYLEでぜひご覧下さい。

　パリのレストランで薦められて飲んだジュースに驚愕

　美味い !

　アラン・ミリアというジュースがそれで、ワイン作りを参考にして、産地に拘らずフランス中からベストな果実、野菜を集めて作られているそうで、味わいは今までのジュースと比較にならない程の風味と食感です。

　調べたら日本でも取り扱っている所があるそうなので、機会があったら一度お試し下さい。

　このアラン・ミリアのレストランがパリに最近オープンしたそうなので是非一度行ってみたいと思っています。