TITLE:あまりにもプロヴァンスなレストラン

 アビニオン郊外のレストランで昼食を戴きました。

 アビニオンの街を一歩出るとこんな並木道が延々と続きます。
 木が片方に傾いているのは、春先のプロバンスは強風が吹き荒れるそうで、その風によって木が一方向に傾くと言う話しでした。
 道路だけでなく、畑と畑の間も風よけの木が立ち並んでいました。
 ゴッホの描くような糸杉も風よけの木として使われているようでした。

 入り口からしてプロバンスの風情が満載

 レストランはガーデン・タイプで風が爽やかに通り過ぎます。
 「あまりにもプロバンス」と思った次第です。

 レストランの庭の中央にそびえ立つ大きな木
 なんかいいなぁぁってしみじみ思った。
 もうプロバンスの虜です。

 最初の料理は魚
 赤鯛という魚らしい。
 ニンニクとオリーブ・オイルでソテーしてトマトとルッコラを乗せてるだけの単純な料理だけど美味しかった。プロバンスの名物はニンニクとトマトだそうだから、プロバンスならではの料理なんだと思った。
 ちなみにフランスのニンニクは本のニンニクに比べると倍以上の大きさで、味も日本のものよりあっさりしている。

 メインはロースト・ポークにビーンズを添えたもの。
 この後デザートと続き、さすがにお昼ご飯にしては食べ過ぎた。
 夜もレストランを予約してあったので、夜までにお腹がすくかと心配になった。

TITLE:プロヴァンス地方のアヴィニヨンに行ってきました

 一度は行ってみたかったプロヴァンス地方。
 特にINOでプロヴァンスというシリーズを出してから、やはり一度は行ってみてプロバンスの空気を肌で感じたいと思ってました。
 今回、その想いが実現しました
 訪れたのは「アヴィニヨン」という街。「アヴィニヨンの橋の上で踊る・・」という歌でも有名な街です。

 高台から見たローヌ川にかかる『アヴィニョンの橋の上で』で知られるサン・ベネゼ橋(Pont St. Bénézet)。写真でも分かるように、橋が途中で切れていて対岸に渡る事は出来ない。話しを聞くと、洪水で橋の一部が流され、それを修理し無いでほっといたら名所になってしまったという感じ。踊れる程大きな橋でもなく、この橋が見るだけで5ユーロも取られる橋になったいう経緯の方が興味深い。

 橋の上から見たアヴィニヨンの旧市街。
 橋そのものはなんの変哲も無いけど、見上げるアヴィニヨンの旧市街は一見の価値あり。

 アヴィニヨンの橋の上から眺めた美しいローヌ川

 アヴィニヨンの旧市街に入ると、こんな路地が続いている。
 路地の中には写真のような地盤の岩と一体化したような建物と路地がある。

 日が落ちると市の中心部「時計台広場」に並ぶレストランは観光客で溢れる。

TITLE:草に覆われた建物

 パリで不思議な建物を発見。
 
 外壁全体が植物で覆われています。
 百聞は一見にしかず、、というわけで、これがその建物の写真です。

 建物の最上階まで植物に覆われていました。

 場所はエッフェル塔の近くです。

TITLE:Last Summer in Paris

 夏の終わりのパリはもう秋の足音が聞こえていました。
 見慣れたエッフェル塔も去り行く夏を悲しむようでした。
 そんな晩夏のパリから一昨日帰国しました。

 ブランド・ショップが軒を連ねているモンテーニュ大通りの並木もすっかり色づいていました。


 濡れた路面に落ちた枯葉に一幅の絵画を連想してしまうのもパリならではかもしれない。
 パリは何度訪れても美しい,魅力的な街です。
 ここにいるだけで、いろいろ新しい発想が生まれてくる気がします。

 最近のパリでの定宿になってるホテル「Le Meurice」
 日本人スタッフもいて極めて居心地がいいホテルで、最近スタルクがインテリアを手がけた事でも有名。インテリア全体はクラシックなので、所謂スタルクらしさはあまり感じられないが、ロビーがスタルクが崇拝するダリへのオマージュとして「ル・ダリ」と名付けられている。

 その「ル・ダリ」にトーヨーキッチンでも販売しているバルセロナ・デザインの真鍮製のダリの椅子が実際に使える椅子として置いてあったのはちょっと感激。

TITLE:名古屋で話題の桃のゼリー

 名古屋で話題になっている桃のゼリー。
 名古屋松坂屋の地下に出店した小牧篠岡の「桃花亭」というお菓子屋さんが大人気だそうで、私も試してみました。

 小牧篠岡で採れ完熟桃をテで湯向きして、ももの繊維が残るように裏ごししたものを低温処理をしたものを冷凍保存したものものです。
 自然の桃だけを使ったお菓子。
 ほんのり甘くて舌の上でさらりと溶ける微妙な食感
 普通のゼリーはまだ手に入るのですが、この「氷室白桃」だけはすぐに売り切れてしまうそうです。
 美味しいです。
 通販もありますので一度お試し下さい。

TITLE:「ウェラバウツ」の価格戦略はこんなふうです

 私がディレクションをしているアパレル・ブランド、、おかげさまで順調です。
 東京、名古屋、大阪と巡回展示をしてみました。
 思った以上の売り上げで、当初の目標の倍の販売が出来ました。
 新潟からも要請があったので、来週は新潟で展示会を行います。
 まだ時期は未定ですが、福岡からもぜひという話しを戴いたので、福岡でも開催することにしました。
 今日はその「ウェラバウツ」はどんな服だという話しを少ししたいと思います。
 それと、価格戦略についてもお話ししたいと思います。
 ある程度年齢を重ねて、かつ社会的地位のある男性のカジュアル感のある服というと、国産では皆無で、とかいってインポートでは高過ぎるという事を常々思っていてました。でもそんな服は一般には売ってないのです。私が欲しい服、私が思うくらいだから、きっとそういうマーケットは存在するのだろうという思いで始めたのですが、どうやらそんなマーケットは存在しているようです。
 まず素材探しから始めました。
 いくらデザインが素晴らしい服でも、素材が悪るいと貧乏臭くなる。特に社会的地位のある男性が貧乏臭く見えると、日本では許されても、欧米での商売をするときは、これは致命的になる。
 次に、高価な素材でも、価格が高いのではなんにもなりません。
 価格さえ気にしなければ、インポートではその種の服はいっぱいあります。
 どうやって価格を下げるのか。
 ここが次のポイントでした。
 まず卸をしない事で、卸に必要な中間マージンを完全にカットしました。
 これで、価格は40%下がります。
 次に、一般的にはシーズンの終わりにバーゲンをして、それでも売れない服はアウトレットに持って行くか、それでも売れないと廃棄処分にするというのがアパレルの常識なのですが、
この考え方を止めました。
 つまり、全ての服を定番化して、期間を決めて売り切るのではなく、次のシーズンも同じものを継続して発売するということにしました。
 これによってシーズン毎に発生する廃棄コストを削減して、その分を価格に反映させました。
 これで、さらに20%カットです。
 この二つのコストダウンで価格は合計で48%下げる事が出来ました。
 さらに、販売をショールームで行なう事によって、固定した人件費を削減しました。
 この効果が更に30%のコストダウンに繋がりました。
 これで合計のコストダウンが67%で来て、同等の服の販売価格に較べて3分の1の価格になります。
 勿論、製品によっての生産ロットによるコストアップ分もあるので、全てが3分の1という事は難しいのですが、それでもかなりかなりお値打ちであることはお客様に分かって貰えました。
 服そのものは来て頂ければ分かって貰える事が分かったので、後は広告宣伝をどうするのかという事になります。
 ここはまだ手探りになると思いますが、取り敢えず秋には「ブルータス」の広告枠を確保してあるので、秋には最初の広告が打てると思います。
 60歳を過ぎてからの新たな挑戦です。
 さて、、どうなるでしょうか?
 とりあえず滑り出しは順調です。

TITLE:昨日は「ウェラバウツ」の名古屋での展示会でした

 先週末の東京での開催に引き続いて、昨晩は名古屋ショールームでの新生「ウェラバウツ」の展示会でした。
 キッチンの新製品発表会はいつも沢山のお客様を迎えてるのですが、今回はアパレルの展示会という事でちょっと心配をしていましたが、思った以上に沢山のお客様を迎える事が出来て、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 沢山のお客様で賑わう名古屋ショールームです。
 後ろ姿は白シャツが日焼けの肌に似合うと言われてご満悦の「ウェラバウツ」専属モデルのSENMUです。

 メンズなのに、何故か女性の方が多く見えてたのですが、何故だろう?
 でも、皆さんパーティーに合わせてお洒落に決めてみえる方ばかりで、私としても目の保養をさせて戴きました。

 静岡のトーヨーキッチンの取扱店の「フロートダイドコーロ」の望月君も東京の展示会に引き続いて駆けつけてくれました。
 望月君が注文してくれたカシミアのジャケットの前で記念撮影です。
 私は「ウェラバウツ」の黒ポロに、眼鏡は先日香港で購入したアランミクリのスタルク・デザインの新作、そして首にはウェラバウツの黒パールのチョーカーといういでたちです。

 ショールームの内装工事を担当して貰っている那須君も登場。
 私と同じ黒ポロを購入、早速着て戴いて相変わらずの元気でショールーム内を大暴れしていました。
 お客様の中には、先代同士の付き合いから始まった岐阜の「中広」の後藤社長も来て戴きました。久しぶりの再会だったので嬉しかったです。ご存知のように「中広」は岐阜県全域でミニコミ誌を展開している有名な会社で、上場もしています。
 後藤社長にもカシミアのジャケットを購入して戴きました。
 ロータリー時代の飲み仲間「松ちゃん」も駆けつけてくれました。相変わらずのひょうきんなキャラ全開で、独特の笑い声がショールーム中に鳴り響いていました。
 沢山の方に来て頂いて嬉しかったです。
 ありがとうございました。

TITLE:「WHEREABOUTS ウェアラバウツ」はこんな服です

 ご存知のように私のディレクションする服のブランドを発売しています。
 春夏はあまり時間もなかったので、テスト版程度でしたが、秋冬から本格的にコレクションをまとめました。
 この「ウェアラバウツ」の服は基本的に中高年の男性を対象にしたものです。
 男性も中高年を過ぎてから若者向けの服を着るとどうしてもみすぼらしく見えてしまう事が多いですが、これは一つには若者向けの服は安い素材を使う事が多く、若いうちはそれでもいいのですが、年を重ねた男性が着ると貧乏臭く見えて、それがみすぼらしさに繋がると思っています。
 二つ目は体型です。
 体型を表に出す服ではなく、服によって体型を整えるという機能が必要だと考えています。若者向けの服では体型を表に出すものが多くて、これを中高年の男性が着ると崩れた体型が表に出てしまうだけです。
 では、中高年向けの服はどうかというと、服によって体型を整えるという考え方ではなく、ルーズに楽に着られるというだけのカッテイングなので、お世辞にも着てお洒落に見えるという事はありません。
 使う素材は最高級のもの。
 デザインはボクシーを基本にしながら、ディテールで体型を美しく見せる工夫がされています。
 「高級な素材って高いっていうこと」?と思われますが、ウェアラバウツは卸をしないのと、バーゲンをしないので。価格はかなり押さえたものにしてあります。同じような素材を使っているインポート物に較べると半分かものによっては3分の1の価格が実現出来ました。
 では、2011年の秋冬のウェアラバウツで代表的なものを紹介します。
 
 素材で言えば、今回発売する黒のジャケットはカシミア95%にビキューナ5%という素材を使っています。カシミアもビキューナもご存知のように高価な素材で、特にビキューナは飛び抜けて高価な素材です。単に高価というだけではなく、羽根のように軽くて、毛皮のように暖かい。
 テクスチャーは光沢感があり、滑らかな表面と合わせて、男ぶりをいっそう上げてくれる事は間違いありません。

 受注会でのオプションでこんな刺繍も入れられます。
 刺繍の色はブルーとシルバー(写真はブルー)
 同じ素材を使ったPコートも作りました。
 こちらはカジュアルなシーンで楽しんで頂けます。
 パターンはどちらもボクシーでありながら、背中が綺麗に見えるように中央での合わせではなく、サイドでの合わせを使っているので、背から見るととてもすっきりした雰囲気を醸し出してくれます。
 なんたって男は「背中でものを言う」のですから、、
 
 エナメルのスニーカーも作りました。
 スーツに普通の靴を合わせるというのではなく、スニーカーを合わせる事でお洒落感が増します。そのスニーカーも単なるスニーカーではなくエナメル素材を使ったもので、オプションでオーストリッチの部分張りをする事も可能です。日常の中でのちよっとした非日常的なお洒落感を楽しんでもらえます。
 その他、レザーライクなジャージも手頃な価格で楽しいカジュアル・シーンを演出してくれます。
 ぜひ、私の考える「中高年の男性を元気にする服」を見て戴きたいと思います。
 東京ショールームでは今週末
 名古屋ショールームでは15,16,17日
 大阪ショールームでは 22,23,24日
 何れも初日はレセプションで18時からで、少しアルコールを楽しみながら服を見て戴けます。後の二日は10時から夕方の六時までです。
 また、レセプションは私もいますので、ぜひ声をかけて下さい。

TITLE:ウェラバウツ2011秋冬の展示・受注会です

 2011年秋冬の「ウェラバウツ」の受注会を開催します。
 場所は東京、名古屋、大阪の各ショールームです。
 日程は以下の通りです。
 東京ショールーム
 7月8日 18:00  〜 20:00 レセプション
   9日 11:00 〜 19:00
  10日 11:00 〜 19:00
 名古屋ショールーム
 7月15日 18:00  〜 20:00 レセプション
   16日 11:00 〜 19:00
  17日 11:00 〜 19:00
 大阪ショールーム
 7月22日 18:00  〜 20:00 レセプション
   23日 11:00 〜 19:00
  24日 11:00 〜 19:00
 3カ所のレセプションには私も出席しますので、ぜひおいで下さい。
 コレクションのテーマは「日常の中の非日常」
 何気ないシンプルでベーシックな服なのに、何故かちょっとした非日常を感じさせてくれる。
 そんな服を目指しました。