TITLE:突然に食べたくなるものってないですか?

 何の脈絡もなく、突然に食べたくなるものってないですか?
 私の場合は生来が「食いしん坊」なので、突然に食べたくなるものっていろいろあるのです。
 その一つが伊勢名物「伊勢うどん」と「てこね寿司」

 「伊勢うどん」
 始めて食べた時「うどん」という常識を覆してくれました。
 悪い言い方をすればブヨブヨで腰がまるでない太麺が、伊勢醤油をベースの少し甘くてぬるいつゆに浸されて出てくる。うどんは腰が命だと思ってた私には衝撃でした。
 でも、、暫く時間が経つと、なんかまた食べたくなってしまうのです。
 この伊勢うどん、同じく伊勢名物の「てこね寿司」と一緒に戴くとさらによろしい。
 
 そうこうしているうちに明後日はSICIS TOKYOのオープン
 明日はイタリアからSICIS社長のレオがオープニング・レセプション出席の為に来日
 ショールームは最後の仕上げに向けて清掃、お化粧の真っ最中
 いよいよ準備万端ですが、、気になるのはお天気
 天気予報によれは「曇り」だけど、、
 グランド・オープンは17日の土曜日です

TITLE:大阪のフレンチにロマンチック・フラワー

 大阪のフレンチレストラン「カルト・ブランシェ 」にロマンチックフラワーが採用されましたので紹介します。

 「カルト・ブランシェ
 大阪府大阪市中央区南久宝寺4-1-1 IDE-A midousuji B1
 TEL 06-6252-0880
 食べログでの記載もありました → ここ
 
   ぜひ一度お出かけ下さい
 照明を本格的に扱い始めてから、最近ではこういった商業建築にもかなり採用されるようになってきました。嬉しいことです。
 
 閑話休題
 先日ある方に言われました。
 新製品「プロバンス」は従来のトーヨーキッチンとして今までイメージしたデザインとは随分違うので、
 「トーヨーさんはデザインの考え方を変えたのですか?」
  という質問でした。
 トーヨーキッチンといえば、シャープで直線的でミニマルなイメージがあるのは事実なので、今回の「プロバンス」はまるで違ったイメージだったというので、そんな質問が出たと思います。
 ちょっと皆さん勘違いして見えると思うのですが、トーヨーキッチンは多様化するライフスタイルに合わせて、施主が自分の目指すライフスタイルを選ぶ事がてきるというのを目指しています。
 ライフスタイルはキッチンの型であったり、キッチンのデザインであったり、インテリア全体のデザインであったりするわけです。
 今回の「プロバンス」はスローライフというライフスタイルを目指す施主の為に企画したもので、スローライフをイメージするとこんなデザインになりました。
 トーヨーキッチンは一つのデザインだけに限定して、多様化する施主ライフスタイルやデザインに対してニーズのの選択肢を狭めるという事はしたくはないと思っています。
 家族の数だけ「ライフスタイル」があると思ってます。

TITLE:ソウルの冷麺屋さん

 お昼にソウル市内の冷麺屋さんに行ってきました。
 1日に1000杯の冷麺を売るという、ソウルきっての冷麺の繁盛店らしいです。

 表通りから一筋入ったお店なのですが、行列は表通りまで溢れていました。
 店名も韓国語表記なので、なんという店の名前も不明ですが、行ってみたい方はこの写真に写ってるハングル文字の看板を解読して下さい。

 待つ事30分、ようやく店内に入る事ができました。
 店内のメニューも全てハングル文字なので、ともかく連れて行って貰った人にお任せです。

 冷麺の前に豚の三枚肉を茹で上げたのが出てきました。
 手前の甘辛いソースに浸して、それを蕪の甘酢の漬け物と一緒に食べます。
 うまい、、

 そして、いよいよ真打ちの冷麺が登場
 細い麺で、スープも美味しくって、一気に食べてしまいました。
 さすが繁盛店です。
 ソウルに行った時はぜひお試し下さい、、って言いたいけど、店名も住所も不明です。
 店名は最初の写真のハングル文字で判別して下さい。
 住所は、なんか工具屋さんが並んだ街でしたということしか分かりません。
 今年2回目のソウルですが、また時間を作って行ってみようと思います。

 そうこうしているうちに、SICIS TOKYO のショールームオープンがいよいよ来週に迫ってきました。昨日現場を確認したのですが、殆ど仕上がっていました。
 商店建築の編集長が事前に視察に見えたようで、自身のブログに書いて見えたので紹介します。
 「商店建築」編集長blog → ここ
 7月17日グランド・オープンです。
 詳しくは ここ
 イタリアで始めて見てから4年、なんとかこれを日本に持ってきたいと思い続けたのがいよいよ実現することになりました。
 なんか、感無量です

TITLE:またまたソウルに行ってきました

 またまたソウルに行ってきました。
 今年はどうもソウルづいてる私です。
 今回は一泊二日という強行軍でした。

 カッシーナの新しい店舗がオーフンしてました。
 韓国のインテリア事情は、全般的に日本より元気な気がしてました。
 カッシーナが路面店を持つのは当たり前といえば当たり前ですが、Edraやアルマーニ・カーサまで路面店が存在してたのには驚きました。路面のコストを考えると東京ではまず採算が取れないような気がします。
 話しを聞くと、昨年まではウォン安で苦しんでたようですが、今年に入ってからはユーロに対してウォン高の傾向で少し売れ行きも復活したそうです。
 何れにしても、家具の有名ブランドが軒並みに路面店の展開というのは、ちょっと壮観でした。

TITLE:美容室チェーン「EARTH」の社長宅のお披露目

 美容室チェーン「EARTH」の國分社長宅にINOが納入されました。
 そのお披露目のパーティーにトーヨーキッチンの担当者が招待されました。
 パーティーの写真の掲載の許可を國分社長から頂きましたので紹介します。

 建物の外観です
 場所は東京の杉並区の浜田山の閑静な住宅地の一角にあります。

 パーティー会場はご自宅のオープンスペースで、2階まで吹き抜けになっています。
 写真は2階から見たパーティー風景です。

 納入されたキッチン
 INO KOKUTAN
 右の写真はキッチンを上から見た写真です。
 このキッチンはオープンスペースに納入されたキッチンで、キッチンはこのこの他にも三階のご自宅にISOLA POSITANOが納入されています。

 オープンスペースの一角に國分社長の趣味のスペースが。
 フェラーリのF430やビンテージ・タイプのバイクやサーフボード、スノーボードも置いてありました。

 趣味で収集された家具の一部です。
 全てアンティークで貴重な家具です。
 お仕着せの家具ではなく、こうやって住む人の個性が垣間見えるような家具の方が私は好きです。

 庭に出るとタイルを引き詰めたプールがある。
 このパーテイーはちょうど桜の季節だったので、川沿いに並ぶ桜が満開だったようです。

TITLE:WHEREABOUTS ニューショップがオープン

 私が社長を務めているGDCのもう一つのWHEREABOUTS (ウェアラバウツ)のニューショップが南青山の根津美術館の近くの「From 1st」というビルの2階にオープンしました。
 先週の金曜日はそのオープニングのレセプションでした

 レセプションの準備中をしています。
 沢山のお花を頂きました。
 少し小さなお店ですけど、とても素敵に仕上げられたと自画自賛しています。

 レセプション・パーティーが始まりました。
 ドリンクは桃のシャンパン・カクテル
 プロのバーテンダーがサーブしてくれました。

 店舗のデザインをしてくれた MOVE DESIGN の坂本君
 熊本出身でウェラバウツのデザイナーの福園君の同級生ということです。
 店舗を見て頂ければ分かりますが、とても才能があるデザイナーです。

 ウェラバウツ、、現在オープン記念の特別商品や春夏のセールを開催しているので、ぜひお寄り下さい。

 ウェラバウツをご存じない方の為に2010秋冬のコレクションをトーヨーキッチンのショールームで開催した映像を上げてみました
 ぜひご覧下さい
 二部に分かれています
 第一部

 第二部

TITLE:大阪は鶴橋の焼肉屋さん「万正」は美味い・安い

 お肉は大好きなので基本的に「肉食おじさん」である
 本当は「肉食男子」と言いたい所だけど、年齢的に自分を「男子」と呼ぶのは少し気恥ずかしいので敢えて「おじさん」と自分の事を呼んだのだが、本人は「おじさん」の自覚はまるでない。
 今でも週に三回以上は肉食で、特に焼肉が好き。
 同じく肉好きな大阪支店長と焼肉を食べようという事になって、支店長お薦めの鶴橋の少し外れにある「万正」というお店に連れて行って貰った。

 地下鉄鶴橋駅からタクシーで数分、歩けない距離ではない。
 店は鶴橋の喧噪を少し離れた下町の住宅地域の路地の奥にあった。
 隣にはお好み焼きの有名店「オモニ」がある。
 店に到着すると、「オモニ」はもう行列が出来始めていたが、「万正」はまだ一組だけ店が開くのを待っている客がいただけだった。

 店が開くのが五時半だったので、五分位待っていると店が開いた。
 「万正」の名前の由来を聞くと、大将の息子の名前が「万作」で、そのお母さんの名前が「正子」で、合わせて「万正」だそうだ。
 そうすると、カウンター越しに忙しく下ごしらえをしているお兄さんはさしずめ万作君に違いない。

 メニューがこれ
 値段はかなりお値打ち
 でも始めての店なので取り敢えず「おまかせコース」3800円を注文した。
 まず、キムチ、ナムルとかが出て来た後には勿論「レバ刺し」
 そのあと「ユッケ」が出て来た
 どれも美味しい

 生が二品出た後にはいよいよ焼物
 まず「タン」
 ごく厚という訳ではないが、程よい厚みのタン。
 両側を少し軽めにあぶって、生ニンニクのキザミとネギのキザミを一緒に巻いて食べる。
 この食べ方は始めてだけど、肉好きはまずニンニク好きということで、これは絶品

 スジ、ヒモと続く
 ヒモって何?って聞いたら、「ヒモはヒモだよ」という不機嫌な声が返って来たので、それ以上追求するのは止めた。

 まっ、、美味しいからいいか。

 最後は「ハラミ」と「ホルモン」
 もう大満足で大満腹

 焼肉にお酒と言えばまずビール
 そして、この「マッコリ」
 これは止められません。
 ということで、ほろ酔い加減て名古屋に戻る

TITLE:サローネ2010 その14 マーティン・バース

 量産家具については一部の家具メーカーを除いて、やはり世界的な景気の流れを受けてか、どちらかというとあまり冒険をしないような、ある意味では売れ筋を見過ぎているというような感も受けました。
 反面、当初から大量販売を考えないようなアート的な家具については、相変わらず元気でした。
 最近私もこういった少量生産を前提とした家具の方に興味が移りつつあり、サローネでもうこの種の家具を見る時間を多く割くようになってきました。考えてみれば、わがトーヨーキッチンも最初から大量販売を指向してないという点で共通なものを感じてはいます。
 今日はその中でも最近特に興味があるマーティン・バース(Maaten Baas)を取り上げたいと思います。日本ではもう既にシボネが販売をしているので日本でも好きな方は増えて来ているのではないかと思います。
 マーティン・バース(Maaten Baas)1978年にドイツで生まれ、オランダの「デザイン・アカデミー・アイントホーフェン」を卒業という経歴です
 彼を有名にしたのは「スモーク」と称する家具シリーズで、実際に家具を燃やしたものをフィニッシュして完成させるという、極めてユニークな手法で製作された作品です。

 実際に燃やしたテーブルです。
 燃やし加減によって形状に偶然性を持たせるという意味から、ある意味でモダンアート的な考えた方に通じるものがある作品です。
 テーブルの手前の部分は焼き過ぎて穴が開いてしまい、その穴から釘が飛び出しています。
 家具を機能的な側面から考えると、こんな穴の空いたテーブルはあり得ないということになりますが、空間を飾るオブジェという側面で家具を捉えると、こういった家具も存在してしまうのです。

 燃やし方が違うと、ベースは同じでもこの2脚の椅子のように、フォルムがまるで違った製品が出来上がってしまいます。
 でも、形状が微妙に違う2つの椅子を並べておいても、違和感は感じないばかりか、少しアンビバレンツな魅力も感じてしまう私です。

 スモークされた鏡です

 名作「カールトン」もマーティン・バースにかかるとこんなことになってしまいます。

 実際にマッキントッシュのヒルハウスを燃やしている画像を見つけました。
 「ほんとに燃やしてるんだぁ」と、正直思いました
 右は燃やして製作された完成品です

 マーチンバースの家具はこの「スモーク・シリーズ」とは別に「スクルプトというシリーズも有名です。
 写真はその「スクルプト・シリーズ」の収納家具。
 左右が非対称というばかりでなく、全体に妙に歪んだようなフォルムも印象的です。
 ラフスケッチをそのまま形にしたという事らしいです。

 同じく「スクラプト・シリーズ」の机と椅子です。

 今回トーヨーキッチンが取り扱う事になった「エスタブリッシュト & サンズ」のラインアップのなかにもこのマーティン・バースの椅子があります。

TITLE:Established & Sons 東京発表会

 「エスタブリッシュト アンド サンズ」(Established &Sons)の正規代理店になって、最初のお披露目が東京ショールームで開催されました。キッチンの新製品「プロバンス」の発表会と同時開催です。
 Established &Sons、通称「エスタブ」ですが、wallpaperの創設者やバービカンアートセンターの館長の息子が経営陣にいるなど極めてデザイン指向の強い会社で、創業6年目というとても若い会社であることも特徴です。

 「WrongWoods」と壁には時計の「Two Timer」と「Font Clock」が展示されています。
 「WrongWood」は見て頂くと分かるのですが、高度な木工技術と、アーティスティックな塗装技術が見事にかみ合って完成した製品です。デザイン的にも世界的にかなり影響を与えたようです。日本でも青山にオープンしたFranFranの外壁のデザインにも影響を与えたのではないかと思いますが真偽のほどは不明です。
 時計の「Font Clock」はデジタルのフォントが日をめくる毎、時を刻む毎に変わるというユニークなデザインで、メカには証券取引所で使用されるような極めて精度の高いメカが使用されているというのも特筆すべきことです。

 左の写真は「Frame Chair」と写真の奥には「Stack」
 「Frame Chair」は美しい木の組み合わせの椅子。また構造的にもかなり頑丈な仕上げになっている。この椅子に使われている木工技術も秀逸
 「Stack」は引き出しを積み上げたのようなユニークな収納システム。
 8段と13段があり、写真は13段。カラーはナチュラルカラー、この他にグリーンベースとレッドベースの合計3種類
 エスタブを代表する製品の一つ
 右の写真はハイスツールの「Alto」
 手前がレザーの座面、奥が合板の座面
 シンプルで美しい

 エスタブの照明器具
 左が「Torch」、右が「Flatliner」
 「Torch」は大きさと形状の異なる3種類の照明器具を合わせて使うというユニークなもの。組み合わせ本数は10と20、それに勿論一本での使用も可能。色は黒、グレー、赤の三色
 「Flatliner」は円版の上にLEDを配した照明
 円盤の外輪部に触れる事で on/offができるというところもユニーク
 エスタブの展示は東京以外でも、名古屋、大阪の各ショールームでも一部が見られます。

追伸です
 熊谷隆志さんが自身のハニカムプログで今回の新製品発表会を取り上げてくれました。
 ぜひご覧下さい → click

TITLE:新製品「プロバンス」発表会ありがとうございました

 新製品「プロバンス」の発表会には沢山のお客様に来て頂きました。
 本当にありがとうございました。
 発表会は金曜日でしたが、昨日はGDCの2010年秋冬の受注会が恵比寿のGDC本社であったので、それに顔を出して、昨晩ようやく名古屋に帰ってきました。
 写真を少し整理してから、東京ショールームの展示については後日取り上げたいと思います。
 そうそう、、サローネ・レポート、、まだもう少し続きますので、興味がある方はまたnabe forumを覗いて見て下さい。
 次からは量産家具ではなく、少量生産されているアート的な家具です。
 最近私も含めてこの分野の家具に興味を持つ方が多いようですね。