TITLE:ブラッセリーでの食事

 パリでの食事といえば豪華な三ツ星レストランでの食事に憧れるとは思うのですが、いかんせん胃のキャパシティーが欧米人と日本人とは少し違うようで、普通の日本人にとっては出される食事の量だけでもうヘキヘキしてしまいます。
 私の胃袋も典型的な日本人の大きさらしく、何か特別な事でもない限り三ツ星レストランで食事をすることはありません。
 パリでの食事は大抵は街角のブラッセリーで済ます事が殆どです。
 ブラッセリーでの一皿の量はレストランに比べると一般的に少なめで、またコースで食べる必要は無いので、その時の空腹加減によって注文する皿数も調整出来ます。
 味の方ですが、ブラッセリーと言っても舐めてはいけません。
 ということで、今日は今回パリのブラッセリーで食べた美味しい一皿を紹介します。

 「スイカとメロンの冷製スープ」
 少し甘みがあって、爽やかで、夏の前菜としては最適な一皿です

 11日の日記「夜のパリ」の最後に登場するブラッセリーで戴いた「ガスパチョ」
 「ガスパチョ」そのものも美味しかったのですが、一緒に付いてくる「ディップ」のようなものと一緒に食べるとまた格別でした。

 「クラブ・ケーキ」というなの如く蟹のケーキ
 一見串揚げ風なのは日本料理の影響かもしれませんね。

 「鶏の胸肉のソテー、サラダ仕立て」
  フランスの鶏は美味しい。
 パサッとしているのに、肉が味わい深い。
 少し食欲のない時には最適かなって思う。

 パリで食べるお肉は日本より格段に美味しいのは何故だろう
 今回写真は撮らなかったけど「鴨肉」は絶品だ。
 
 明日はベトナム料理を紹介します

TITLE:村上隆とベルサイユ宮殿

 ご存知とは思いますが、9月14日からベルサイユ宮殿で村上隆展が開催されています。
 この展覧会はフランス国内ではかなり物議をかもしているようで、右翼を中心に反対運動が起こっているという報道を目にします。つまり「フランス伝統文化」への冒涜ということらしいです。
 この展覧会、見たかったのですが、生憎パリ滞在期間中には始まってないので断念してました。
 でも、、展覧会前でも設置中の展示物がみられるという噂を聞いて、パリ市内から車で30分ほどのベルサイユ宮殿まで出かけて行きました。

 ベルサイユ宮殿の庭園側の池の前には、いままさに巨体な村上隆の黄金のカッパ像が設置され始めていました。
 なんか不思議な光景でした。
 日本人のスタッフが設置を指導したり、しきりにカメラのシャッターを切ってました。

 宮殿内部にももう一部の像の設置が完了してました。
 アニメチックな村上隆の像と、華麗なるベルサイユ宮殿のインテリア
 究極のミスマッチですね。
 でも、、なんか魅力的な空間にも感じました。

 ニコニコ・フラワーがベルサイユ宮殿の窓に飾られています。

 これこそ究極のミスマッチ、、
 村上隆とベルサイユの鏡の間
 フランス伝統文化と日本のアニメチックな村上隆の組み合わせ
 皆さんはどう思いますか?
 賛否両論はあると思いますが、こういった試みを一刀両断的に行う事が出来るフランスの芸術に対してのオープン・マインドは素晴しいと思いました。ベルサイユ宮殿に村上隆を展示するという事は、日本で言えば桂離宮に村上隆を展示すると同じようなもので、日本ではそんなことはあり得ないと思いました。
 
 日本のアニメ文化のフランスへの浸透度ですが、フランスの高級ニットメーカーである「ペラフィネ」が、アキバ系の「Mr.」のモチーフを使用を始めたのにも驚きました。
 日本のアニメ文化はフランスではかなり浸透をしているようです。

TITLE:夜のパリ

夜の帷が降りると、パリはまた別の顔を見せてくれる。
シャンゼリセー通りは人で溢れているが、少し入ると人はまぱらになってきて街路灯だけが妖し気に光る。ちょっとしたタイムリップ感も味わえる。

 写真はブティク街のファーブルサントノーレから少し入った通り。
 こんな繁華街の近くでも人影が消える

 街角のバーには道路まで人が溢れて友人とのお酒と会話を楽しんでいる。

 満席のブラッセリー
 パリで三ツ星のレストランを楽しむのもいいけど、お腹のキャパを考えると三ツ星レストランで出てくる料理よりもこういった街角のブラッセリーで食べる方が好きだ。
 食事のレベルもかなり高いと思う。
 写真のブラッセリーで夕食をとったのだけど、ここで食べたガスパチョは絶品だった。

 パリのクラシックホテルの雄「ムーリス」のエントランス・ホール
 このホテルの歴史を語るようで、荘厳で美しい。

TITLE:パリに行ってきました

 暫くnabe forum の更新も滞ってましたが、特に仕事をさぼっていた訳ではなく、パリに10日間ほど出張してた為で、また、帰国してからも何かとバタバタしてしまって、ブログの更新まて手が廻わせませんでした。
 帰国して一週間で、少し落ち着きましたので、nabe forum再開します。

 猛暑の日本と違って、パリはもう秋の気配を感じさせてくれました。
 日中でも気温は20度強、夜ともなると15 度以下まで落ちて、上着が無いとちょっと外も歩けないほどの涼しさでした。
 写真はセーヌ川を臨むエッフェル塔
 以前の写真と少し違うのは今回の出張には広角レンズを持っていきましたので、パリの持つスケール感のようなものを感じて貰えればいいかなと思ってます。

 街角から見上げる住宅の窓もなんかパリらしいですね。
 こんな住宅がパリの中心街にあるというのもパリならではのような気がします。

 夕焼けの新凱旋門です。
 パリの夕焼けは美しい

TITLE:Kartell(カルテル)の販売を始めます

 Kartellの販売を始める事にしました。
 「キッチンに住む」というテーマで、キッチンだけでなく、キッチンを含む住宅のインテリア空間に対して積極的に提案し、販売していこうというのがトーヨーキッチンがこれまで取り組んできた戦略です。
 これを実現する為に、世界の有名家具メーカー、照明メーカー、モザイク・メーカーと次々と提携を結んできました。
 そして、今回プラスチック家具の最高峰 Kartell(カルテル)の正規輸入代理店として全国21カ所のショールームで販売を始めることになりました。
 発売は10月21日からです。
 
 今年の東京デザイン・ウィークでは、トーヨーキッチンの東京ショールームはミニ・サローネと化します。
 今回のKartell、Established& Sun、XO、BD、Magis、Foscalini、etc. etc
 これらの有名家具・照明メーカーがミラノ・サローネで発表した新作が一同に展示されます。
 ご期待下さい。

TITLE:スティーブ・ジョブスの伝説の卒業式スピーチ

 スティブン・ジョッブスが2005年スタンフォード大学の卒業式で行った伝説のスピーチです。
 以前から聞いてみたいと思ってたのですが、U-TUBEにしっかり上がってました。
 お盆休みのような自由な時間を使って、気ままにネットサーフィンしてて見つけました。
 暇な時間もたまにはいいものですね。
 ぜひお聞き下さい

 しかし、スピーチが本当にうまいですね。
 ここまてスピーチのうまい経営者は日本ではなかなかいないのと思います。
 私も時々頼まれて講演をするのですが、見倣いたいと思ってます。
 これからの経営者に求められる資質って何だろうっていろいろ考えさせられるスピーチだと思います。

TITLE:リーダーシップって何だろう

 殆どの経営者が日常的に自問自答する問に
  「リーダーシップって何だろう?」
  「自分はリーダーとして相応しいのだろうか?」
 こんな動画がU-TUBEに上がってた。

 あまり深く考えるとこはないという意味なのかもしれない。

 お盆休みも今日で終わりです。
  nabe forumを読んで貰っている皆さんはどんなお盆休みでしたか?
 お盆が終わると、何かとバタバタする毎日が始まりそうです。
 今月末にはフランス出張が控えてますし、どうやら9月末にはイギリス出張も入りそうです。
 そして、10月に入ると東京デザイン・ウィークが始まります。
 今年のトーヨーキッチンのデザイン・ウィークのイベントはかなり凄いことになりそうです。
 この話は、また後日・・
 考えただけで、頭の中がバタバタしそうです。

TITLE:コンラン・ショップとトーヨーキッチンがコラポ・イベント

 Conran Shop とは何かと縁があって、遂に東京の新宿店と丸の内店にトーヨーキッチンが展示・販売される事になりました。
 コンランショップでのトーヨーキッチンの展示は福岡店から始まり、名古屋店にも今年の春に展示されたのですが、今までは単に展示だけで、実際に販売されるのは今回が始めてです。世界でもコンランショップでキッチンを販売するのは初めてだそうです。
 コンランは日本に紹介されて以来、何かと興味をそそられるショップで、そのコンランに採用されたというのはとても光栄です。
 今回の販売は「BESPOKE」という期間限定のイベントの一環としてトーヨーキッチンが採用されました。
 「BESPOKE」の名前の由来のサインの写真です。

 既成の製品ではなく、世界で一つだけの自分だけの商品をコンランと一緒になって作り上げよう、、そんな主旨のイベントです。

 自分で作り上げて行く自分だけのキッチンということで、この主旨からトーヨーキッチンのPUTTONが採用されました。

 新宿店の展示です
 キッチンは勿論トーヨーキッチンのPUTTON
 テーフルには1800年代のリアル・アンティークが使用されています。

 丸の内店の展示です
 キッチンは同じくPUTTON
 テーブルは厚み40mmの無垢材を使ったもの
 コンランショップでお好きなテープルをチョイスして、それにPUTTONを乗せる事で自分だけのキッチンが完成するというものです。
 期間限定ですので、今日のある方はお急ぎ下さい。

 ちょっと余談になるのですが、トーヨーキッチンはキッチンの開発の切り口を「ライフスタイル」に置いてます。お客様がトーヨーキッチンを中心としてどんな「住まい方」「時間の過ごし方」をイメージされるのか、そして、そのお客様のライフスタイルのイメージをどう製品として実現していけるのか?
 
そんな切り口から製品開発からマーケッティングを行なっています。これが製品を見られた時にトーヨーキッチンが他社のキッチンとまるで違う印象を持たれることになります。
 実はこの「ライフスタイル」という切り口というのはコンランショップから学んだ事なのです。
 コンランショップの新宿店がオープンした時、早速視察に行ってカルチャーショックとも言える衝撃を受けました。今までのインテリア・ショップとはまるで印象が違い、それがどうして違って感じるのかという理由は皆目見当がつきませんでした。
 そこでコンランショップの秘密を探るべく,百聞は一見にしかずの諺どおりロンドンに飛び本場のコンランショップを視察してきました。
 本店は東京店とは違って、なんと併設して「花屋」さんやら「チョコレート・ショップ」そして「レストラン」までありました。今でこそインテリアショップに花屋さんがあっても珍しくはないのですが、当時はそんなインテリア・ショップは日本には一軒もありませんでした。
 一体どんなコンセプトがベースとしてあるのだろう?
 そこでようやく分かったのは、販売する商品を単なるアイテムとして捉えるのではなく、その商品を生活の中でどう使っていくのかという切り口、つまりコンラン卿の考えるライフスタイルというのがショップのコンセプトのベースなのではないかということです。
 そう考えると、コンランが展開する全てのショップが理解できました。
 そして、その後、この「ライフスタイル」という開発の切り口をトーヨーキッチンにも取り入れようと考えたのです。
 まあ、そういう訳で、コンラン卿は勿論ご存知ないですが、トーヨーキッチンはコンランとはこんな形で、一方的なラプコールではありましたが、縁が続いていた訳です。
 そう思うと,今回のコンラン・ショップとの本格的なコラボレーションは私としては何かと感慨深いものがあります。

TITLE:生のハーブでお茶を出してくれる

 家庭のキッチンでフレッシュなハーブを楽しもうという、そんなライフスタイルも楽しそうだというお思いで発表したハープ・ポット
 その開発のヒントになったのが、あるレストランでフレッシュなハープをその場で摘んで出してくれたのがきっかけでした。
 そのモナコのレストラン「ルイ・キャーンズ(Louis XV)」
 言わずとしれた。モナコのカジノの横にある、モナコが誇る五つ星ホテル「ロテル・ドゥ・パリ(L’Hotel de Paris)」のメインダイニング
 アランデュカスが史上最年少で始めて三ツ星を貰ったというレストランとしても有名。

 食事の最後に写真のようなフレッシュなハーブのワゴンが運ばれてきて選ばせてくれる。
 お客がハーブを指定すると、その場で摘んでハープティにして出してくれる。
 なんかとてもお洒落に感じて、すーっと記憶に残ってた。
 これが今回のハープ・ポットの発想の原点でした。
 余談になるのですが、このハープポットの発表会に「料理通信」の編集スタッフが来てくれて、ハープポットを見て、オーストラリアでレストラン内でハーブを育てていて、そのフレッシュ・ハーブを料理に使う事で有名になったレストランがあるという話しを聞かせてくれた。
 LEDを使った水耕栽培が一般的になりつつある今、レストラン内やレストランの地下で、レストランで使う野菜やらハーブを育てて料理に使うというところが現れるかもしれないとか思いました。
 水耕栽培版のイタリアはソレントのリストランテ「ドン・アルフォンソ」ということになりますね。

TITLE:SICIS TOKYO オープンしました

 7月17日、 かねて建設中だったSICIS TOKYOのショールームが南青山に無事にオープンしました。日本で始めてのアート・モザイクのショールームです。
 オープンに先駆けて前日に内覧会を開催しました。
 600名を越えるお客様に来て頂きました。
 アート・モザイクという日本に今までなかった分野の総合ショールームに対してのお客様の関心を肌で感じられて本当に嬉しかったです。
 でも、さすがに疲れて、この連休は体力回復にいそしんでいます。
 この内覧会の詳しい報告は明日にでも写真を整理してあげる予定ですので見て下さい。

 仕事の合間のランチタイムでちょっと面白いものを見つけました。

 とてもカラフルな読書眼鏡です。
 価格もなんと1680円だったので、思わず大人買いをしてしまいしまた。
 店は青山通りのAOビル3階の雑貨店「PYLONES」です。
 興味がある方はお出かけ下さい。
 でも、私の度数の1.5は私が全て買い占めてしまいましたので、次回の入荷待ちということになります。