TITLE:最終日はコモ湖へ

 サローネの締めくくりはコモ湖のビラ・デ・エステで食事です。
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 美しいコモ湖とビラ・デ・エステ
 天気も最高でした。
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 美しく広がるビラ・デ・エステの庭園
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 こんな不思議な木がありました。
 それにしてもいい気分です。
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 デザートに戴いた野いちごとジェラート
 日本では野いちごはあまり見かけませんが、この時期のイタリアの代表的なフルーツです。
 勿論、とても美味しいので、この時期にイタリアにお出かけの節はぜひお試し下さい。
 サローネの話題は尽きませんが、とりあえず今年のサローネの話題は本日で終わりですが、思いついたらまたとりとめもなく書くかもしれないので、楽しみにしていて下さい。

TITLE:再びMoooi

  4月20日の記事「サローネでのMoooiは最高でした」で会場のバーチャル映像を紹介しましたが、今日は改めてもう一度Moooiの今回のサローネでの展示に付いて書こうと思います。
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 会場は昨年と同じ、トルトーナ地区の巨大な会場です。
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 本当に巨大な会場です。
 各セットの後ろには昨年と同じように背景としての垂れ幕に印刷した写真が印象的です。
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 ショルテンの可愛い新作照明です。
 いかにもショルテンらしい。
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 作品の前でショルテン夫妻が雑誌の撮影と取材を受けてました。
 何故かショルテンとはサローネでよく会います。気さくな人柄です。
 しかし、ショルテンはデカいです。
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 新作の照明
 組み合わせによって形がいろいろ変化するという面白い照明器具です。
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 スタジオ・ヨブのカーペット。
 インテリアのトレンドは本当にカラフルになりました。
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 カラフルなファブリックを挟み込んで白木でフレームを組んだ収納家具
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 同じくそのサイドボード
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 面白い形ですね。
 インテリアの流れは装飾的なものになっていくという話は何年も前からこのブログでも書いてましたけど、世界ではいままさにそれが大きなトレンドになり始めています。
 日本のインテリアもようやく白い壁と無彩色の時代はは終わりを告げ始めているようですね。

TITLE:リシャール・ミルという時計

 昨日の日経新聞の朝刊の広告にリシャール・ミルという時計の広告が掲載されていました。
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 世界限定50個で価格は7800万円
 2012年のマスターズ・チャンピオンのワトソンモデルの第3弾、トゥールビョン、G計測が20G迄可能というものです。
 このメーカー以前に1億6千万の時計も発表した事もある。この時計は世界限定3個
 こういった時計を作るメーカーがあるという事は、こういった超高級時計のマーケットがあるという事なので、世界を相手にするとこういった狭いターゲットに限定したビジネスが成立するという事なんだと思います。
 世界は広いですね。
 

TITLE:エルメスの展示はこれはもう、、何というか・・

 エルメスの展示は市内の王宮のような建物の中で展開されていました。
 
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 建物に入るとこんな螺旋階段が続いています。
 何か荘厳な雰囲気です。
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 螺旋階段の天井から吊るされている照明です。
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 螺旋階段を抜けて中に入ると展示が始まります。
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  天井を見上げると、こんな感じです。
 会場の圧倒的な存在感と荘厳さに圧倒されてしまった私です。
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 部屋が続いていて、その部屋毎に家具の展示がされています。
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 そして突き当たりの部屋がこんな感じで終わります。
 会場が凄過ぎて、何が、何やら分からないうちに見終わりました。
 エルメスの家具というのは、上品で、洗練されていて、反面強い個性は感じられない家具ですが、こういった家具を普通に単体で見せるのではなく、こういった会場を使ってトータルで展示を展開する事で、エルメスの持つ強いブランド力と上質さを印象付ける事が意図ととしたら、エルメスは見事にそれに成功していると思いました。
 感服です。

TITLE:元気になったエスタブ

 少し元気が無かったエスタブリッシュト&サンズ(エスタブ)ですが、少し元気になってきたような気がします。
 今回の展示はWonder Glassと同じ会場での共同展示でした。
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 まずは エスタブから紹介します。
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 フェデェリコ・グレゴルッティのスツール「STEP」
 トレンドのマルチカラーです。
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 フィリップ・マローウィン「Mollo」、巨大です。
 アイコン的なソファーです。とても印象的
 かなりデカい
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  長坂常さんのテーブルとサイド・ボード
 今やエスタブのシンボル的商品になりつつあります。
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 アレサンドラ・クリフォのダイニング・テープル「Sanghai」
 これもまたマルチカラーです。
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 Nao Tamuraさんのテープルライト「KIKI」
 可愛いですね。
 エスタブ、相変わらず実験的で先駆的な商品を発表しています。
 やはり、時代の先端を突っ走ろうという意気込みが感じられます。

TITLE:Kartellは目映いばかりのメタリック

 今年のサローネでのKartellのハイライトは名作Mastersのメタリック・バージョンが登場していました。
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 キラキラ過ぎて、ちょっと離れた写真では何のこっちゃよお分からん程でした。
 
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 寄って見ると、こんな感じになります。
 ゴールド、シルバー、カッパー、黒クロームの4色です。
 価格は現在のMastersの倍ぐらいだと聞きました。(日本での価格はまだ未定です)
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 私の一押しはこの黒クローム
 カッパーもなかなかいい。
 入荷はまずGoldかららしいですが、まだ日本への入荷は未定です。
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 新作のSPARCLEを説明する吉岡徳仁さん
 プラスチックとは思えないキラキラした輝き
 まるでクリスタルのようです
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 同じく吉岡徳仁の「TWINCLE」
 プラスチックでこんな形状の成形が出来るというのは驚きです。
 ただ、展示してあるのはプロトタイプで削り出しで作ったもののようで、かなり難しい成形技術が要求される製品なだけに、製品化にはかなり時間がかかるような気がします。
 しかし、美しいですね。
 庭に一つ置いておきたいと思いました。
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 空間に溶け込むかのようなスタルクの新作 Uncle Jack
 写真で見ると何処迄が椅子なのかよく分かりませんね。
 メーカー提供の写真だとよく分かります。
スクリーンショット 2014-04-27 13.21.51.png これは間口190mmの製品てすが、単座のものもありました。
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 エミリオプッチのファブリックを使ったマドモアゼル
 新鮮です。
 日本ではちょっと旬を過ぎた感もあるプッチですが、今回のサローネではKartell以外にプッチをフューチャーしているメーカーもありましたので、こういったインテリアからのアプローチでもう一度旬を取り戻そうとしているのかもしれまいかと思いました。
 余談になりますが、Kartellはここ何年かはファニチャー以外のジャンルへの取り組みに挑戦しています。今年は食器が発表されていました。ファションも以前からシューズはあったのですが、今回はパッグが発表されていました。
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 これもメタリックでした。

TITLE:サローネの話題に戻ります

 大阪ショールーム関連の話が続いていましたが、今日からまた先日ミラノで開催されたサローネの話題に戻ります

 今回のサローネでのハイライトは、先日紹介したMoooiとバロビエトーゾのインスタレーョンでした。
 どちらも、マルセル・ワンダーズなのはご存知の通りです。
 バルビエトーゾはマルセル・ワンダーズのプロデュースでミラノ市内の中庭のある古い建物を使ってのインスタレーションでした。
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 予定のオープン時間をを1時間以上遅れてオープンしました。さすがイタリアですね。
 入り口を入ると中庭を囲む回廊に出ます。
 回廊は霧の中に浮かぶバルビエトーゾのシャンデリアが続きます。
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 霧の回廊を歩いていると突然回廊の窓に現れるバルビエのシャンデリアのパーツを使った操り人形
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 不気味にダンスを踊っています。
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 突然こんな衣装に身を包んだ女性が出現します。
 腰回りのトレーにはクッキーを乗せています。
 一口摘んでみたけど、ちょっと後悔しました。
 それにしても脚が長い
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 回廊を過ぎると別の部屋があり、そこには巨大なシャンデリアが、、まるで夢の世界です。
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  最後の部屋を出ると、鳥籠を持ってトウシューズを履いたバレリーナを発見
 
 とても不思議で記憶に刻まれるようなインスタレーションでした。
 
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 中庭で取材を受けているマルセル・ワンダーズ、、凄いデザイナーです。
 このバルビエでもそうだったように、インテリアは確実にカラフルになり、また装飾性の強いものが主流になりつつあります。
 まだまだミニマルなものが主流な日本でも、この流れは確実に足下まで来ています。
 インテリアの流れの端境期、面白い時代になりそうですね。

TITLE:地下鉄に広告を出してみました

 大阪ショールームのOPENにあたっての宣伝媒体に地下鉄を使ってみました。
 
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 御堂筋線の1車両の中吊り広告と壁面をTOYO KITCHEN STYLEの広告で埋め尽くすというものです。
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 この車両に乗った方には確実に憶えて頂けるという、、そんな感じですかね。
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 これは扉の近くの壁面の広告です。
 オープン告知はこの地下鉄以外にも朝日新聞のの関西版にこんな広告も掲載しました
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 効果があったかどうかは分かりませんが、新装なった大阪ショールームは連日お客様で溢れていて、大阪のスタッフは嬉しい悲鳴です。

TITLE:大阪ショールームのオープニングでお会いした方々

 大阪ショールームのオプニングに際して沢山のお客様に来て戴きました。
 全てのお客様とはお話は出来ませんでしたが、お話が出来たお客様との写真を紹介させて戴きます。
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 大阪平田タイルの社長さんと、後ろに見えるのは平田タイルのスタッフの皆様です。
 平田社長は経営の面で色々アドバイスを戴いています。
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  丸産業の社長と何やら談笑。
 奥様同伴で来て戴きました。ありがとうございました。
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 モダンリビングの下田編集長です。
 今年のサローネでのモダンリビングのFaceBookでの活躍は脱帽です。
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 住まいの設計の鈴木編集長
 私の拙い説明にしっかりと耳を貸して戴いています。
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 コンランの後藤さん。
 私の高校の先輩でもあります。相変わらずお元気です。
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 日本を代表するインテリア・スタイリストの長山さん。
 今回のサローネでもバイイングのアドバイスを戴きました。
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  エルデコの木田編集長。
 眼鏡がとてもお似合いです。
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 「I`m Home」の住田編集長
 相変わらず迫力がありますな。
 ミラノでは市内でばったり会って、道の反対側から大きな声をかけて戴きました。
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 業界1のイケメン編集長、Casa Brutusの松原編集長と台湾の代理人の劉さん
 松原編集長は最近台北で講演されたそうです。
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 日本を代表する若きプロダクト・ディレクターでプロデューサーの丸若屋君
 スーツ姿を始めて見たので、最初は誰が分からなかった。
 こういう才能のある創造的な若者が、これからの日本の産業を引っ張っていけるような国にしていくのが我々の年代の使命なのかもしれないとか、、そう思います。
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 今回パーティーでの食事の担当して頂いた神戸吉兆の湯木社長
 接客で私はあまり食べられませんでしたが、お客様の評判と、食べっぷりは最高でした。
 パーティー中もずっと直接指示をして戴いていて、本当にありがとうございました。
 

TITLE:Home Decorationという考え方(その2)

 Home Decorationを考える時、もう一つの大きな要素はグリーンとお花です。
インテリアにグリーンがあったり、お花が飾ってあるという事で、インテリアをより魅力的で安らぎを感じられるものに変えていきます。
新しい大阪ショールームでは、京都ショールームで実験的に行なったグリーンとインテリアの実験を更に進めてました。
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 テーブルの中央から木が生えています。
 木を囲みながら食事をするという、ちよっとした屋内でのピクニック気分を味わえます。
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 壁を飾る植物とお花。
 玄関にでも置きたいですね。
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  ショールームのエントランスを森にしてみました。
 使ってるのは鉢ではなく、巨木を切り抜いたものを使いました。
 玄関を入ると、いきなり森というのも面白いし、LDKの一部が森になっているというのも、また魅力的ですね。
 お花については、このブログの4月21日の「大阪ショールームがオープンしました(その1)」で取り上げたので、そちらを参照して下さい。
 また、お花につきものの「フラワーベース」については、ショールームに飾ってあるフラワーベースは一部除いて全て販売出来ます。またTOYO KITCHEN STYLE on line Shopでも取り扱っていますので、「フラワーベース」で検索して下さい。