アントニオ・ルピに続いて、9月末よりイタリアのサニタリー・ブランドAgape の取り扱いを始めます。

　Agape発売に伴って、東京ショールームのサニタリー展示スペースをリニューアルしてオープンします。

　オープンは9月29日(土)です。

　先日のブログでも書いたように機能一点張りの日本のバス・サニタリー・マーケットに一石を投じる事ができたらと思っています。

　閉所恐怖症になりそうなバス・ユニットから、心身ともにリラックス出来るスペースとしてのバス・サニタリー・スペースの提案が出来たらと考えています。

　尚、大阪ショールームでもバス・サニタリーの展示が始まります。

　ショールームのオープンは10月5日(金)を予定してます。

　写真は新たに提案するAgapeのバス・サニタリーです。

　また、この展示を期に、バス・サニタリーの統一ブランドとして「BAGNO TOYO KITCHEN STYLE」(バーニョ・トーヨーキッチンスタイル)とします。

　

　ファションで「トゲトゲ」というか、「スタッズ」っていうか、そんなんが流行ってるそうです。

　こんな感じです。

　数年前から徐々に流行り始めていて、ウェラバウツでもスタッズでブランド・ロゴのモチーフが胸に刻まれています。

　クリスチャン・ルブタンからのドゲトゲ靴はこんなんです。

　ちょっと意表を突く斬新さです。

　凶器になりますねこれは、、

　靴を機能の面からのみ考えるだけではこんなデザインは考えられません。

　キッチンのデザインに応用出来ないかと考えてみたけど、これはちょっと難しいですね。

　車って好きなですが、ガレージがどうもお洒落じゃない。

　我が家にもガレージがあるのですが、工夫する所というとせいぜいガレージの扉をお洒落にするしかない。まあ、もっとお金をかけてリビングとガレージを一体化するという考えもあるけど、もっと違う視点でガレージをデザイン出来ないかと、常々思ってました。

　世界は広いもので、こんなガレージがあります。

　ガレージとガーデンの一体化ですね。

　ガレージを下げると、ガレージが目線から消えてしまって、残るのはお庭だけという事になる。

　世界にはいろんな事を考える人がいるもんですね。

　こんなお洒落なガレージにはやはりポルシェが似合う(笑)

　日本のバスルームというと、機能一点張りのバスユニットが殆どだけど、欧米ではバスユニットというものが殆どない。

　日本の場合は、体を洗う、湯に浸かるという機能と、ジェットバスのように体の凝りを取る、、そんな機能を中心に考えられているのが常で、そういう意味からバスユニットが普及しているのだと思う。

　でも、風呂に入り、気分を良くし、リラックスするという事を考えると、もっとインテリアというものを中心にバスを考えてもいいのではないかと思います。

　例えば、こんな個性的なバスルームです。

　風呂に閉じこもるという感覚ではなく、好きなインテリアに囲まれて、窓からの木漏れ日を感じながらリラックスをする、、そんなことが出来そうなバスルームですね。

　温泉の露天風呂が好きな方が多いと思いますが、私も好きなのですが、お湯に浸かりながら自然との一体感を楽しむ事は、心身ともにかなりリラックス出来ます。

　でも、家に帰ると、閉鎖的なバスユニットに引き籠り、ひたすら体を洗うという事になってしまうのはどういう訳なのでしょうか？

　来月末には、東京ショールームで新しいサニタリー展示が始まります。

　また、10月初めには大阪ショールームでも新しいサニタリー展示が始まります。

　この展示を期に、日本のバスについていろいろ考え、提案していきたいと思っています。

　こんな写真をネットで拾った。

　一見「ルイビトン」のカップケーキ

　よく見ると少し違う。

　しかし、ルイビトンって凄いと思う。

　ルイビトン　ジャパンの元社長泰郷次郎の著作を読むと、ルイビトンの商品コンセプトは「高級日用品」だそうだ。

　確かに、そう言われればそうだ。

　商品が日用品化すると、その先には価格競争が待っているというのが定石だけど、日用品でありながら価格競争とは無縁なルイビトン、、、凄い!!!

　「Stag`s leap」というワインがナパにある。

　実はこのワインが1976年のパリを震撼させたワインとして有名なワインです。

　通称「世紀の1976パリテースティング事件」です。

　当時話題になりつつあったナパのワインをヨーロッパの蒼々たるワイン評論家が、最高峰のボルドー、ブルゴーニュのワインとブラインド・テースティングを行ないました。もくろみとしては、新興のナパのワインがフランスのワインに惨敗し、伝統的なフランスワインの圧倒的優位性を誇る、、そんなシナリオだったようです。

　ところがはからんやナパのワインが１位と２位になってしまいしまた。

　その一位になったワインが「Stag`s Leap」というワインです。

　

Satgs Leapには３種類ありCASKというのがそのトップ・ワインです

　ラベルはこんな感じです。

　ちなみにこの時白ワインで１位になったのもナパの「シャトー・モンテリーナ」でした。

　結構話題になったので、見られた方も多いと思いますが、アップル社の新本社ビルです。

　現在の本社ビルの隣らしいですが、隣って言ってもさすがアメリカです。

　土地が広い。

　緑に囲まれて素晴らしいヘッドクォーターですね。

　ジョッブスが手がけた建物らしいです。

　ニュージーランドでトイレ・モンスターが出現しました。

　実はこれ公衆トイレなんですけど、、　

 

　入口はこうなってます。

　入口だけ見れば公衆トイレらしい。

　中はこんなんです。

　面白い公衆トイレが世界にはあるものですね。

　家具を燃やしてしまうというと、Moooiから発売されているマルテン・バースのSmokeのシリーズが有名だけど、「燃やす」という意味でいま話題になってる家具がある。

　 オランダのアイントホーフェン・デザイン・アカデミーを卒業した、Tuomas Markunpoika Tolvanenというデザイナーらしい。

　　鋼管をリング状に輪切りにして、それを繋ぎ合わせてチェーン状にした上で、目的とするオブジェクトをカバーした上でオブジェクトを完全に燃やすと、カバーしたチェーンだけが残るという、かなりアーティスィクな家具。

　説明ではアルツハイマーの祖母へのオマージュって書いてあったけど、記憶の輪の連続が思い出だから、最後に残るのはその記憶の連鎖だけだそうだ。

　説明はちょっと理解不能の部分があるけど、プロダクトとしてはかなり面白いと思った。

　

　２年越しに待ちに待った吉岡徳人のインビジブルがKartellから到着しました。

　名前の如く、見えないテーブルです。

　透明でまったく歪みもなく、Kartell社のプラスチック技術の高さを見せてくれています。

　東京デザイン・ウィークには東京ショールームにお目見えする予定ですのでご期待下さい。

　写真はサイドテーブルですが、この他にもダイニングテーブルもあり、これは入荷がもう少し後になりそうです。

　吉岡徳仁のインビジブル、、日本のインテリアシーンを大きく変えてくれそうです。